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スバル スバル インプレッサ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/11/09

スバル インプレッサの新型モデル情報を紹介します。スバル インプレッサの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スバル インプレッサ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スバル インプレッサ新型モデルの概要

スバル インプレッサは、1992年10月に初代がデビュー。多くの人気を獲得し、以来、SUBARU(当時は富士重工)を支える屋台骨に。また、WRC(世界ラリー選手権)での活躍もまた人気を後押しした。ラリーカーのベースとなったスポーツモデルのWRXはもちろんのこと、自然吸気エンジンを積んだ各モデルでも手頃なサイズのボディ、実用性にあふれる室内、そして水平対向エンジン&低重心によるフットワークの良さなどが魅力となった。

なお、WRXは、3代目から4代目へとスイッチする際、インプレッサの名が取れ、独立モデルとしてその後の歴史を刻んでいる。

今回紹介するのは、2023年4月にデビューした6代目モデル。セダンが姿を消し、名称を「インプレッサSPORT」から「インプレッサ」と改めた5ドアハッチバックモデルのみとなっている。

スポーティでカジュアルなデザインや優れた運動性能など歴代モデルで培ってきた魅力を継承しながら、最新のSUBARUの技術を多数搭載し、安全性能などもレベルアップした点が特徴だ。

e-BOXER搭載車2グレードとガソリンエンジン搭載車1グレードを展開で、e-BOXERをラインアップのメインとした模様だ。そのe-BOXERは、2.0L・DOHC直噴エンジン+モーターで、標準モデルの「ST-G」(GはGeneralの略称)と、上級モデルの「ST-H」(HはHighの略称)。ガソリンモデルは2.0L・DOHC直噴エンジンで、グレード呼称はシンプルに「ST」となる。各モデルにFWDと、AWD(常時全輪駆動)をラインアップした。

スバル インプレッサの外観・内装デザイン

5ドアハッチバックのみのボディでデビューした6代目スバル インプレッサ。その注目を集める外観はアクティブなライフスタイルを後押しする、躍動的でスポーティな装い。内装デザインとともにスタイリッシュな魅力を見ていこう。

外観:フロントマスクは大型ヘキサゴングリル

引き締まったシャープなシルエットを採用して、アスリートのような「たくましさ」と「躍動感」を表現。フロントマスクは、大型ヘキサゴングリルからはじまる立体的なフェイスが魅力だ。ヘッドライトは全モデルでLEDハイ/ロービームを装備。e-BOXERの上級グレードのST-Hでは、ターンランプもLED化し、ライン状に光るLEDポジションランプとLEDコーナリングランプも装備する。

リアまわりでは、張り出し感にあふれ、力強さを演出するフェンダーや、アンダーカバーをブラックアウトし、空力性能の高さを表現したリアバンパーのデザインが魅力。ヘッドライト同様、モダンでシャープなデザインのLEDリヤコンビネーションランプも目を引くポイントだ。

内装:使い勝手と居心地のよさを兼備した室内

マルチマテリアルの多層構造で各素材の風合いを活かした、シンプルで表情豊かなインパネデザインが特徴。センター部分は11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを備える(ST-HとST-G)。計器類は、アナログ指針のホワイトルミネセントメーター。コンビネーションメーターの中央部分には、アイサイトに関する情報などドライビングをサポートする各種情報を表示する4.2インチカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイを採用した。

シフトレバー前のトレイは従来型からサイズを大幅に拡大。開口寸法(横幅)を約40mm拡大して、大型のスマートフォンにも対応させるなど、収納性・取り出し性もアップした。また、センターコンソールは、底面径や深さを検討し、走行時にカップが倒れないよう配慮したカップホルダー(2つ)を備える。ST-HとST-Gはシフトレバーまわりのパネルをピアノブラック調とし、シルバー塗装リングも配して上質感を演出した。

スバル インプレッサのサイズ・室内スペース

スバル インプレッサの身上は、その扱いやすいサイズ。新型となってボディの大きさはどう変化しているのか、ぜひチェックしたい部分だ。居心地のよさを追求した室内スペースや、収納の使い勝手についても確認してみよう。

ボディサイズ:先代とほぼオーバーラップする大きさ

生まれ変わったインプレッサ、そのボディサイズは、全長4475㎜×全幅1780㎜×全高1515㎜だ。先代モデルと比べて全幅のみ5mm拡大されたが、そのほかは同スペック。取り回しのよさや使いやすさが好評を得ていたためで、従来型のパッケージングを継承している。

最小回転半径はAWDを含めて全車で5.3m。ボディのサイズも手頃なだけに、取り回しに関して困るケースは少ないだろう。街乗りでも大いに活躍してくれるよさは、歴代モデルと同様だ。

室内スペース:従来モデルと同等のゆとりある室内空間

絞り込んだキャビンや低いルーフラインながら、頭上空間の余裕を確保したパッケージングが魅力。従来型と比較して後席ヘッドクリアランスは2mmだけ少なくなっただけだ。また前後席の着座位置の距離を示すタンデムディスタンスに加え、前席ヘッドルームも先代モデルと同じ。従来型と同等のゆとりある室内空間によって、長距離ドライブでも乗客すべてが疲れにくく、ゆとりを感じる移動時間を提供してくれる。

収納スペース:大きな荷室開口部と必要十分な容量

ラゲージスペースは、大きな荷物の積み降ろしがスムーズに行える大きな開口部が魅力。ラゲージスペースの容量は、STが368L、e-BOXERの2グレードは315Lだ。シーンに合わせてアレンジできる6:4分割可倒式リアシートを用いれば、大きな荷物や長尺物などの積載もスムーズだ。

小物もしっかり整理しておけるサブトランクは、STが大型タイプ。フロアの下に汚れた荷物などを収納できて便利だ。そのほかSTにはサイドポケットも装備した。e-BOXERの上級グレードのST-Hには、リアゲートLEDランプを標準装備するから、荷室内だけでなく荷室外の足元まで照らしてくれて夜間に便利だろう。

スバル インプレッサの性能・燃費・装備

e-BOXERをラインアップの主軸においてデビューした6代目のスバル インプレッサ。その走りの性能は、足回り含めてどれほどの実力を見せるのかは大いに気になるポイントだ。燃費のデータや、安全デバイスなどの装備・機能の面についてもチェックしていこう。

走行性能:磨き上げられたシャシーにも注目

モーターアシストによる軽快な走りが魅力のe-BOXER。主力モデルであるST-HとST-Gに搭載する。107kW(145ps)/6000rpmの最高出力と、188N・m(19.2kg・m)/4000rpmの最大トルクを発揮する2.0L直噴エンジンに、10kW(13.6ps)、65N・m(6.6kg・m)を発生するモーターを組み合わせる。

純ガソリンユニットはエントリーモデル(ST)にのみ搭載。同様の2.0L直噴ユニットで、こちらは、113kW(154ps)/6000rpmの最高出力と、193N・m(19.7kg・m)/4000rpmの最大トルクを発揮する。

リニアトロニック(無段変速機)は、どちらのユニットでも進化を果たした。e-BOXER用は、チェーン音の改善やフリクション低減を図り、静粛性と燃費をアップ。ガソリン車用リニアトロニックは、AWD車にはアウトバックに搭載されているTR58を積み込み、FWD車用には設計の最適化を行ったTC58を新開発した。またガソリン車用は、新開発の専用トルクコンバーターで、不快なショックや揺れを低減して動的質感を高めた。

フルインナーフレーム構造のほか、2ピニオン電動パワーステアリングや、電動ブレーキブースターなどの採用で、走りをさらに磨き上げた点が注目のポイントだ。

安全性能:アイサイトの機能と性能がさらに進化

歴代アイサイトとして最高性能を実現してデビューした。画角の大幅な拡大やソフトウェアの改良などで、より広く、遠くまで認識できるようになった新型ステレオカメラを採用。車両近辺の人物や二輪車を識別できる広角単眼カメラがプリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大した。また、前側方レーダーを採用し、ステレオカメラや人の目視で確認しにくい、前方の横方向から接近する車両を検知する。

ドライバーのわき見や居眠りを推定した場合に、警告表示とブザーでドライバーに注意喚起を行うドライバーモニタリングシステムや、前面、側面、後面すべての衝突安全性を向上させた衝突安全ボディの採用など、さまざまな面でSUBARUの総合安全思想が貫かれている。

燃費性能:燃費性能を高めるエアロダイナミクス

ボディ形状や外装パーツの最適化を図り、空力性能をアップ。走行安定性とともに、優れた燃費性能の実現に向けたエアロダイナミクスの採用が特徴だ。グリル内部のラジエーター上側にエアガイドを追加し、さらに、マッドガードへのエアスリットの追加、床下アンダーカバーの面積と平面部の拡大などを実施。また、e-BOXERの2グレードに装備したサイドシルスポイラーも、燃費向上に寄与する。

リニアトロニックの進化も貢献し、燃費性能(WLTCモード燃費)は、ガソリンモデルのFWDが14.0km/L、AWDが13.6km/L。e-BOXERでは、ガソリンモデルと比較して2.4〜2.6km/Lアップし、FWDで16.6km/L、AWDで16.0km/Lの燃費性能を実現した。

装備・機能:デジタルマルチビューモニターを装備

11.6インチセンターディスプレイの大画面がもたらす使い勝手の良さや、先進的ですっきりとしたデザインは踏襲しながら、スマートフォンとの連携機能を大幅に強化したインフォテインメントシステム。スマートフォンと同じ感覚でシームレスに扱えるのも魅力だ。

また、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」の進化も見逃せない。スマートフォンアプリでのリモートロック/アンロック機能や、リモート車両位置確認機能などサービス領域の拡大を図っている。

カメラ、モニターの性能向上に加え、運転席側にもサイドビューカメラを追加したマルチビューモニター。4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を映し出す3Dビュー/トップビューで、周囲の様子がひと目でわかり、道路端へ寄せていく際や、駐車の時などにサポートしてくれる。

スバル インプレッサおすすめポイント要約

優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティなど、機能や実用性をさらに高めて登場した6代目インプレッサ。パワートレーンに関しては、モーターアシストの軽快な走りが魅力の2.0L・e-BOXERをメインに据えたラインアップが注目を集めている。

先に登場したクロストレックはSUV性能を高めた仕様が特徴だが、インプレッサは、軽快な走りを楽しめるのが魅力。手頃なサイズの5ドアハッチバックボディなどを含め、シティユースからロングドライブまでカバーするオーソドックスなキャラクターは、付き合うほどにその魅力を実感できそうだ。

ガソリンモデルかe-BOXERモデルか、価格を考えると選択は難しい面もある。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイなどがe-BOXERでは標準装備になる点など、装備の違いにも注目してグレード選択をするとよさそうだ。

スバルインプレッサ 2023年4月発売モデル

ST

価格 230万円
排気量 2000cc
駆動方式 FF
最高出力 154 ps(113 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(19.7 Nm)/4000rpm
乗員 5名
燃費 -

ST

価格 252万円
排気量 2000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 154 ps(113 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(19.7 Nm)/4000rpm
乗員 5名
燃費 -

ST−G

価格 278万円
排気量 2000cc
駆動方式 FF
最高出力 145 ps(107 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(19.2 Nm)/4000rpm
乗員 5名
燃費 -

ST−G

価格 300万円
排気量 2000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 145 ps(107 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(19.2 Nm)/4000rpm
乗員 5名
燃費 -

ST−H

価格 299万円
排気量 2000cc
駆動方式 FF
最高出力 145 ps(107 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(19.2 Nm)/4000rpm
乗員 5名
燃費 -

ST−H

価格 321万円
排気量 2000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 145 ps(107 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(19.2 Nm)/4000rpm
乗員 5名
燃費 -

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