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スズキ スズキ ソリオ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2022/09/13

スズキ ソリオの新型モデル情報を紹介します。スズキ ソリオの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ ソリオ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ ソリオ新型モデルの概要

スズキ ソリオは、スズキの人気軽ハイトワゴン「ワゴンR」のワイド版普通車が出発点だ。それだけに軽自動車よりも広く、余裕あるサイズになっており、コンパクトでもしっかり5人乗りだ。スライドドアを備え、車内ウォークスルーも可能となっている。

2020年発売の4代目となる現行モデルからサイズが拡大され、荷室も広くなり、使い勝手がさらに向上している。

1.2Lエンジンのガソリン車「G」とハイブリッドモデルの「HYBRID MZ/MX」がラインナップされており、それぞれに2WD・4WD、同スズキセーフティサポート非装着車を選ぶことができる。価格帯は151万円~214万円で、ハイブリッドモデルのほうが高くなる。

スズキ ソリオの外観・内装デザイン

スズキ ソリオの外観はコンパクトなミニバン、もしくは軽ハイトワゴン風でもある。しかし、まごうことなく小型車だ。では、その内装デザインはランクアップでどうなったかも見ていこう。

外観:軽ハイトワゴン風だが、しっかり普通車

ソリオは登場当時こそワゴンRの拡張版だったが、2010年に登場した二代目以降はプラットフォームを変更してコンパクトカーとしての純度を高めている。それでも外観は一見、軽ハイトワゴン風だ。ミニワゴンというよりプチワゴンという呼び名がぴったりハマる。

フロントグリルの黒の上にシルバーのパーツで、ミニワゴンの雰囲気を醸し出しているが、真正面から見るワゴンRのような真四角ぽいシルエットだ。真横から見ると、テールに向かってシュッと上がるラインがスタイリッシュ。対して、ルーフは水平で室内の広さを予想させる。

内装:インパネは楽しげ、広さも見える

インパネは単色で統一ではなく2トーンで、楽しげな雰囲気を醸し出している。デザインは水平基調だ。メーターはステアリングの奥ではなく、センターに設置。その下にディスプレイ、レバーが配され、レバー横にエアコンのコントローラーがある。

運転席と助手席の間にコンソールはなく、座席の間も余裕があり、スライドドアを開けるとその余裕がわかる。シートに高級感はないが、単色だけでなく材質の違いや模様などで適度に遊び心が伺えるようになっている。価格帯を考えれば充分だ。

スズキ ソリオのサイズ・室内スペース

ではスズキ ソリオをサイズから全体像、室内スペース、収納をそれぞれチェックしていこう。室内の広さを売りにしているソリオだが、実際に数値で見るとどうなのかを確認する。

ボディサイズ:軽自動車プラスα程度のコンパクトボディ

現行四代目ソリオのボディサイズは全長3760×全幅1645×全高1745mmで、最低地上高は140mmだ。

全長と全幅は先代より拡張されているが、それでも全幅は控えめ。これは、対向車とすれ違うときに無理のないサイズを意識されており、軽自動車から乗り換えたユーザーにもありがたい配慮だ。プチワゴンとしてサイズは充分で、全高の高さは視認性の良さにもつながる。

室内スペース:子どもなら車内で立って歩ける

ソリオの室内サイズは、長さ2500×幅1645×高さ1365mmだ。高さ1365mmは、小さな子どもなら余裕で立って移動できる。親もウォークスルーでドアを開け締めせず移動するときに楽だ。

小さな子どもがいるファミリーユースでは使い勝手のいい室内スペースが確保されていると言っていいだろう。

特にチャイルドシートが必要な子どもがいる場合は、ときにおしめ替えを行ったりあやしたりと、意外と車内移動の機会は多くなるので、広い室内スペースはありがたい。

収納スペース:5人で旅行するときも荷物が詰めるよう配慮

5人で旅行するときも荷物が詰めるよう配慮したというだけあり、荷室を拡張。通常時の床室面長は550~715mm(後部シートの前後で変化)、開口高さは980mmだ。横幅は1020mmと充分な余裕がある。

リヤシートを倒しての搭載も可能で、その場合は最長1390mmの長さを持つ荷物も搭載できる。また、2WD車は荷室下にもうひとつサブトランクが用意されている。荷室開口地上高は665mmで、積み下ろししやすい高さだ。

スズキ ソリオの性能・燃費・装備

ファミリーユースが想定されるスズキ ソリオだが、走行性能はどうなのだろうか。4、5人乗車でも問題ないパワーがあるか、燃費はどうかも気になる。さらに便利な装備・機能について見ていこう。

走行性能:1.2L 4気筒デュアルジェットエンジン搭載

ソリオは1.2L 4気筒デュアルジェットエンジン搭載で、燃費と静粛性を高めてパワフルだ。最高出力は67KW/6000rpm、最大トルクは118N・m/4400rpmで、まずまず。

ハイブリッド車では減速時のエネルギーで発電してバッテリーに充電する「マイルドハイブリッド」システムを採用。エンジンが発電するわけではないので、走行中に大きくハイブリッドの威力を感じることは少ないかもしれない。アイドリングストップからの始動やエンジン走行中のアシストが役割だ。

安全性能:広くて見やすい視界の確保

ソリオのルーツであるハイトワゴン風の少し高い視界は健在。視界を遮るピラーなどもなく広く見やすい設計になっている。さらに体格に合わせてシートの高さをきめ細かく調整できるので、自分に最適な高さをえらぶことができるのはメリットだ。ディスプレイの視認性、手の届きやすさも考慮されているのも嬉しい。

また、「スズキセーフティサポート」搭載車では、最近の車に欠かせない予防安全機能が危険を察知してくれる。ダッシュボード上にデータを表示するヘッドアップディスプレイも便利だ。

燃費性能:ハイブリッドでも4WDでも19km/L台の燃費

燃費向上に配慮したエンジンもあり、減速時のエネルギーを充電するマイルドハイブリッドモデルでも19.km/L台の燃費だ。欲をいえば20km/L台を望みたいが、軽自動車でなく、発電専用エンジンを搭載しているわけでもないので、充分だろう。

市街地では16.2km/L、郊外で20.2km/L、高速道路モードでは21.1km/Lなので、遠出でも安心できる燃費性能といえる。

ソリオは減速時に13km//h以下になるとエンジンを停止してガソリンを節約する機能もあり、アイドリングストップからの始動もモーターで、これも積み重なると燃費の向上に貢献する。

装備・機能:車内全体の温度を一定にするサーキュレーター

ソリオは車内前後の温度差を解決するサーキュレーターを搭載して空気を循環させ、前後シートの温度差をなくすことができる。小さい子どもが乗っている場合には嬉しい機能だ。

リヤシートには子どもに日光が当たるのをよけたり着替え時の目隠しになったりするサンシェードをリヤドアに内蔵している。夏でなくても以外に日差しは熱く感じるもので、特にチャイルドシートで自由に動けない子どもを乗せている場合は寝ているだけで汗だくになってしまう。それを避けるサンシェード装備はありがたい。

スズキ ソリオおすすめポイント要約

スズキ ソリオは同社のワゴンRをルーツに生まれたプチワゴン。1.2Lエンジンを搭載し、減速時のエネルギーを元にモーターで発電して蓄電するハイブリッドタイプも用意されている。

ソリオのウリはなんといっても高さも充分確保された車内の広さだ。1395mmの室内高は小さな子ども立って歩ける高さ。スライドドアを開けなくとも、大人も助手席とリヤシートを移動できるので、小さい子どものいるファミリーユースに最適だ。また、リヤシートの前後稼働域も広いので乗り降りや車内移動もしやすいなど高齢者にも優しい一面を持ち合わせる。

価格帯も非常に求めやすく、これからお金がかかる子どもを持つファミリー層にとって強い味方となってくれる1台になるだろう。

スズキソリオ 2023年12月発売モデル

ハイブリッドMZ

価格 209万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(12.0 Nm)/4400rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドMZ

価格 222万円
排気量 1200cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(12.0 Nm)/4400rpm
乗員 5名
燃費 -

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