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大車林の「エンジン」のキーワード1645件


支点を中心として揺動し、一端もしくは中間をカムで押され、他端でバルブを開閉する動弁系の部品の名称。バルブを押す部分、カムと接触する部分、そして支点という3要素からなり、これらを結ぶ部分の剛性が大切である。一般にカムリフトよりバルブリフトが大きくなるように、3要素間の距離を設定する。バルブリフトに対するカムリフトの比率をロッカー比(ロッカーレシオ)といい、その数値は一般に1より大きい。しかし超高速エン...
ロータリーエンジンのアペックスシールが、トロコイド面に接して揺動しながら滑る際に、アペックスシールが摩擦振動現象を起こすために生じる、トロコイド面上の波形摩耗。この波形摩耗は、トロコイド面の潤滑状態やシールの固有振動数、摩擦係数などに関係する現象で、ロータリーエンジンの初期開発段階でのもっとも大きな問題のひとつであった。しかし、トロコイド面表面の硬質クロム系めっき処理と、特殊カーボンやチル硬化...
新気を周囲の大気圧力以上に加圧してエンジンに供給する過給機は、加圧動力の供給方法によってターボチャージャー、機械式過給機、プレッシャーウェーブスーパーチャージャー(PWS)の3つに大別される。このうち機械式過給機はクランクシャフトから得られる駆動力で圧縮機(コンプレッサー)を動かして新気を圧縮するもので、駆動のための動力ロスは生じるが、ターボチャージャーのような作動遅れ(ターボラグ)がない。機械式過給機...
高外気温下で高負荷運転を続けると、オーバーヒートにはならないまでも、冷却水やエンジン各部の温度が高くなる、パワーダウンを生じることをいう。とくに吸気系(エアクリーナー吸気口~吸気ポート)の温度が高くなり、吸気温度を高め実質充填量が減少して出力の低下をきたす。このように、運転当初に比べ時間とともに出力が低下することをいう。レースなどでは連続の高負荷運転であり、熱だれによるわずかの出力低下も敏感に影...
2つのローターユニットからなるロータリーエンジン。1ローターエンジンでは、エキセントリックシャフト1回転当たり1回の燃焼を行い、回転力変動が大きいため、大きな振動を発生するという欠点がある。2ローターエンジンではロータリーエンジンの燃焼膨張行程がレシプロエンジンの1.5倍、すなわち270度であり、180度間隔で発生する前後2つのローターの回転力が一部重なり合うため全体の回転力変動が大幅に減少するという利点があ...
ピストンとシリンダーの隙間。ピストン隙間ともいう。ピストンは一様な円筒状ではなく、横断面では楕円状、縦断面では下方にいくほど広がっている。したがって、常温での組立て状態では最小の隙間をピストン間隙と称している。最小間隙はピストンの直角方向で、ピストン下部近辺となる。その値はシリンダー径85mmの場合、45μm程度である。
排気ターボで圧縮し昇温した空気をインタークーラーで冷却し、エンジンの吸気マニホールドに導入させるようにした、冷却システムを備えたターボエンジン。ターボによる圧力比が大きくなると吸気の温度が上昇する。充填効率を改善すると同時にノッキングを低減するために、ターボ出口と吸気マニホールド間にインタークーラーを装着する。
コネクティングロッドの一部とともに大端部を構成する。その内面がコネクティングロッドベアリンクハウジングを形成する。コネクティングロッドにコネクティングキャップを組み付け、内面を加工し、真円度を確保する。とのキャップに働く力は理論的には引張り荷重であるが、コネクティングロッド大端部には、慣性力によるクローズインが発生するため、ベアリングハウジングとして剛性を確保するよう設計される。
電子制御式燃料噴射装置において、吸気マニホールドのコレクターに取り付けられ、吸入空気量を制御するスロットルバルブを内蔵した吸気絞り装置。アイドリングの空気通路やファーストアイドル用の空気通路を内蔵し、電磁式のアクチュエーターによりその開口面積を変化させる。スロットルを内蔵する胴部があるためこの名称がある。電子制御式スロットルの場合、アクチュエーターはこの部品に装着、支持される。また、各シリンダ...
ラッピングとは、被加工物と工具の間に固定しない研摩材を介在させて、工具を被加工物の形状に応じて動かし研摩すること。被加工物の形状により平面ラッピング、円筒ラッピング、内面ラッピング、球面ラッピングなどの呼び方がある。外面ラッピングとは、被加工物の外表面を研摩することの総称である。ラッピングは良好な寸法精度と表面粗さが得られるが、過度になると形状精度を損なうので注意を要する。外面ラッピングの最高...
流体の流れは2つに分けられ、レイノルズ数が小さい間は流体部分が秩序正しく流れる層流となるが、レイノルズ数がある値を超えると不規則に混合しながら流れる乱流に移る。層流と乱流の大きな相違は拡散現象に著しく現れる。層流の場合には、分子運動によって速度の速いところから遅いところへ、また高温のところから低温のところへ運動量や熱などが運ばれるだけであり、運動量、熱、水分などの拡散は乱流に比べてきわめて少ない...
高荷重用の平軸受けのひとつで、銅と鉛の合金を鉄製のバックメタルに焼結したもの。許容ベアリング荷重は鉛錫合金のメタルより格段に大きいが、軸との初期なじみ性の改善のため、スズなどのオーバーレイを設ける。現在ほとんどのエンジンの主軸受けやコネクティングロッドベアリングにケルメットが用いられる。
触媒物質に被毒物質(ポイズナー)が触れ、触媒活性が失われること。被毒物質としては、燃料や潤滑油中の金属物質などがあげられる。とくにオクタン価向上剤として4エチル鉛のような鉛分を含んだ燃料を用いる場合、鉛分が被毒物質として作用し、短期間で触媒の活性化を失わせる。また、エンジンオイル中の被毒物質がシリンダー内で燃焼し、排気中に含まれることで、鉛分と同様に触媒を被毒させることが知られている。そのため最近...
2ストロークエンジンの掃気過程において、供給された全給気のうち一部分はシリンダーを素通りし、残りの給気は掃気が完了後シリンダー内に残る。このときシリンダー内には前サイクルの燃焼ガスなどからなる残留排気が存在するので、掃気後のシリンダー内全ガス量は残留給気と残留排気を加えたものになる。掃気完了後の残留給気の質量とシリンダー内全ガス量との質量の割合を掃気効率といい、掃気作用の良否を示す値である。掃気...
圧縮点火機関では高温・高圧の空気の中に燃料を噴射して、自己着火により燃焼させるが、燃料噴射開始から着火までの時間を着火遅れという。着火遅れは噴射された燃料粒子が加熱されて燃料蒸気となり、空気と混合して混合気を形成しながら着火温度に達するまでの時間と、可燃範囲に入ってから着火するまでの時間遅れに分けられる。前者はを物理的遅れ、後者は化学的遅れと呼ばれている。燃料の着火性が化学的遅れに影響し、セタ...
衝突事故において乗員が室内の各部に衝突すること。自動車の前面に衝突を受ける事故では、運転者はハンドルやフロントガラス、助手席乗員はインスツルメントパネルやフロントガラスなどに衝突することがある。このように乗員が衝突することを2次衝突と呼んでいる。乗員が車外に放出されたり、衝突後の火災などの被害は副次的災害という。また、事故を起こした自動車が別の車両や構造物に衝突した場合には、第2衝突、第3衝突とい...
運動方程式の自由振動の解。固有値解析から共振周波数が求まり、減衰がない場合は、ばね定数と質量の比の平方根を2πで除したものとなる。一般に運動方程式は多自由度になるため、固有値解析は逆マトリックスの演算となる。自由度が大きいと膨大な計算時間を要するためさまざまな工夫が施される。
エンジンの運転状態に対し、最適となるように圧縮比を変化させること。現実的には非常に大きな力と複雑な機構が必要となるため、吸気バルブを遅く閉じることにより、実圧縮比を変化させるミラーサイクル方式がある。さらに、このサイクルにおいて吸気バルブが閉じる時期を変化させることにより、実圧縮比を可変制御することもできる。可変圧縮比システムを採用したエンジンは例がないが、可変吸気バルブタイミングを用いて事実...
シリンダーがエンジンの長手方向に一列に並んだエンジン。これに対し、エンジンを前から見て、シリンダーがV字形に配列されたものをV型エンジンと呼ぶ。構造が単純であり生産性に優れ、2、3、4、5気筒および6気筒があるが、多気筒化とともにクランクシャフトが長くなり、クランクシャフトのねじれ振動や曲げ振動が発生しやすくなるので、直列エンジンでは6気筒が限度となっている。しかし、以前はエンジン回転数が低いため直列8...
火花点火エンジンにおいて、作動ガスに放電して火花点火させる電極を有する部品。その取り付けは、プラグ先端のねじにより燃焼室にあいた穴に栓をするように挿入するため、栓という意味でプラグと呼ぶ。電極部分が燃焼室内に露出し、常に作動ガスにさらされている。スラッジが付着しないように自己清浄温度を保ちながら、デトネーションやノッキングの原因となる高温度にならないように、さまざまな熱価に分類されている。
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