テクノロジーがわかるとクルマはもっと面白い。未来を予見する自動車技術情報サイト

  • 2017/07/13
  • Motor Fan illustrated編集部 鈴木慎一

スバルWRX STIのブレーキは、ブレンボ製6ポット・モノブロック採用

マイナーチェンジでブレーキ性能が大幅アップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
スバルWRX STIは、今回のマイナーチェンジで「D型」に進化した。コンセプトの「Pure power in your control」は不変だが、走りは大きく進化している。
注目はブレーキだ。ブレンボ製6ポット対向型キャリパーを採用した(リヤは4ポット)。

スバルWRX SITは、従来からWRX STIはブレンボ製ブレーキキャリパーを採用していた。ブレンボを採用したのは第二世代のWRXから。これまでのフロント4ポット対向型キャリパーは、この第二世代から現行(第四世代)の前期型までは同じ仕様を使ってきた。

今回のWRX STIが採用したのが、ブレンボ製6ポット対向型キャリパー(フロント。リヤは同じく4ポット)である。今回からキャリパーはモノブロックとなり、さらに剛性が高められている。

高性能ブレーキと言えば「ブレンボ」となっているが、もちろん、国内メーカーの高性能ブレーキも欧州スポーツ車に採用されるなど、力をつけてきている。アドヴィックスしかり曙ブレーキしかりだ。
それでも、スバルWRX STIがブレンボを採用するのは、
「対向ピストン・キャリパーのノウハウを最も持っているのがブレンボなんです。サーキット走行など温度が上がった領域でのノウハウは、ブレンボに一日の長があります」(担当エンジニア氏)
のが理由だ。

旧型はブレンボ製4ポット対向ピストン
新型はブレンボ製6ポット対向ピストン。モノブロックだ。

新旧でスペックを比較してみよう
シリンダー径 旧:Fφ40+46mm 新:φ30+34+38mm
     Rφ40mm 新:φ40mm
ディスク外径 旧:F326mm 新:326mm
    R316mm 新:326mm
ディスク厚 旧:F30mm 新:30mm
    R20mm 新:20mm
パッド素材 旧:ロースチール材 新:ロースチール材(銅フリー)
パッド面積 旧:F76㎠ 新:90㎠
    R32㎠ 新:49㎠
となっている。

ディスクローターはドリルドタイプ

自動車業界の最新情報をお届けします!


自動車業界 特選求人情報|MotorFanTechキャリア

自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

MotorFanオリジナル自動車カタログ情報


大車林

大車林

基礎原理から最新技術、産業、環境、行政、モータースポーツ、デザインまで、クルマ社会をキーワードで理解する自動車総合情報・専門用語事典『大車林』の検索サービスです。

キーワードを検索
注目のキーワード
TPS
エンジンのスロットル開度位置信号を出力し、エンジントルクの代用特性となる。ス...
FIA
国際自動車連盟。JAFやADACなど各国の自動車協会が加盟する国際連盟で、いわば自動...
フリーホイールハブ
パートタイム4WD車において、前輪のホイールハブのところで動力軸を断続する装置。...

カーライフに関するサービス

オートモーティブジョブズ

ランキング

もっと見る