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自動運転に向けてセンサーの補完をする機能を持つ クアルコムがC-V2Xの新しいチップセットを発表

  • 2017/09/03
  • Motor Fan illustrated編集部
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クアルコムは、3GPP Release 14仕様のPC-5に基づく直接通信に対応したCellular Vehicle-to-Everything(C-V2X)の商用ソリューションQualcomm® 9150 C-V2Xチップセットを発表した。

アメリカの移動体通信の通信技術と半導体の設計開発を行なうクアルコム社は、自動車メーカーのC-V2Xソリューションの生産需要に対応するため、9150 C-V2Xチップセットは2018年後半に商用サンプル提供を開始する。
C-V2Xとは、自動車と歩行者、他の車両、道路インフラ、ネットワークとの接続や相互連携を実現するコンテ区テッドカーの技術のひとつ。CはCellular。Cellular-Vehicle to Xの略だ。

また、C-V2Xの商用化を加速するため、クアルコムは、GNSS(GPSなどの衛星測位システムのこと)が統合された9150 C-V2Xチップセット、Intelligent Transportation Systems(ITS)スタックを実行するアプリケーションプロセッサーとHardware Security Module(HSM)を含むQualcomm® C-V2X Reference Designも発表した。

C-V2Xには直接通信とネットワーク通信のふたつの送信モードがあり、カメラ、レーダー、LIDARなど他のADAS(Advanced Driver Assistance Systems)のセンサーを補完し、見通しが利かない(NLOS(non-line-of-sight))状況でも自動車周辺の環境の情報を提供する、自動車の安全性や自動運転に重要な機能だ。

C-V2Xの直接通信は、SIM、セルラーの契約やネットワークからの補助なしに、世界的に統一された5.9GHz ITSバンドでの低遅延の通信による情報の検出や交換により、Vehicle-to-Vehicle(V2V)、Vehicle-to-Infrastructure(V2I)とVehicle-to-Pedestrian(V2P)での状況認識を向上するものだ。

ネットワーク通信は、直接通信を補完し、Vehicle-to-Network(V2N)に通信事業者の4G及び今後の5Gネットワークを活用し、通信事業者が保有する周波数上でテレマティクス、インフォテイメントや先進的な安全に関するユースケースをサポートする。

C-V2Xの規格は、無線レイヤーでは3GPPの仕様、アプリケーションレイヤーではSociety of Automotive Engineers (SAE)やEuropean Telecommunications Standards Institute ITS(ETSI-ITS)を含む自動車業界によって規定されたの仕様の両方を含んでおり、上位レイヤーでの新しい機能の進化をサポートする。

クアルコムはV2Xのエコシステムに長い間取り組んでおり、IEEE 802.11pに基づく製品に加えて9150 C-V2Xチップセットの追加により、クアルコムは安全でつながる車を強くサポートする。9150 C-V2Xチップセットは、より広い通信範囲、より高い信頼性、見通しの効かない環境での性能、を含むV2Xの能力を向上し、安全性や自動運転のユースケースのサポートを強化する。
クアルコムは、3GPPでの5G NR(New Radio)への進化に合わせて、5G-NRに基づくC-V2Xの提供に向けて取り組んでいく。

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