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  • 2017/09/16
  • Motor Fan illustrated編集部 鈴木慎一

ブガッティ・シロン 世界記録達成のW16エンジン

0-400km/h-0 41.96秒![フランクフルト・モーターショー2017]

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IAAフランクフルト・モーターショーのブガッティ・ブースに展示されていたブガッティ・シロン(Chiron)。グリルには「42」の文字が。これはなにを意味するのだろう?

今回、ブガッティ・シロン+ドライバーのファン-パブロ・モントーヤが達成したのは、0-400km/h-0の世界記録だ。車両停止から時速400km/hまで加速。その後、減速をして停車をする。これを、なんと42秒(41.96秒)で成し遂げたのだ。
これは、プロダクションモデルの公式記録としては、史上最速のレコードとなり、シロンは一連の動作を、わずか3.112kmの距離で達成した。

加速にかかった時間が32.6秒、2621メートル、そこからの減速はわずか491メートルというから、やはり超弩級スーパーカーはすごい。

さて、そのブガッティ・シロンの心臓は、言わずと知れた8.0ℓW型16気筒+4ターボだ。そのエンジンもブースには展示してあった。既存のVWのW型8気筒エンジンを二重化するレイアウトでW16を実現している。
クランクシャフトは鍛造ビレットからの削り出し。
ターボチャージャーは片バンクに2機ずつ計4機のクワッド・ターボだ。

ターボチャージャーは、MPE製 MP70ターボだ。

Bugatti 7.0ℓW16 Specifications
排気量:7993cc
ボア×ストローク:86.0×86.0mm
圧縮比:10.0
最高出力:1103kW(1500ps)6700rpm
最大トルク:1600Nm
カム配置:DOHC
ブロック材:アルミ合金
吸気バルブ/排気バルブ:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料供給装置:PFI
可変バルブタイミング:In-Ex

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