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  • 2017/09/21
  • Motor Fan illustrated編集部

子どもを守り、災害時にはインフラを確保する「ハイブリッド街路灯」の実証実験開始

産官社学連携により、NTNが大阪大学に実験機を設置

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大阪大学吹田キャンパスにて設置完成披露式を9月11日に開催
NTNは、国立大阪大学及び共同研究・連携組織とともに、産官社学連携で「ITを用いた防災・見守り・観光に関する仕組みづくりの共同研究」を推進中。2つのパワーソースを用い、災害時の照明としても利用可能なハイブリッド街路灯の実証実験を開始した。

「NTNハイブリッド街路灯」は風力と太陽光の2つの自然エネルギーで発電した電力をバッテリーに充電し、夜間にLED照明を自動点灯するシステム。今回は産官社学連携による「ITを用いた防災・見守り・観光に関する仕組みづくりの共同研究」の一環で、「NTNハイブリッド街路灯」を用いた「独立電源通信網みまもりロボくんIII実験機」3台を大阪大学吹田キャンパスに設置した。

「独立電源通信網みまもりロボくんIII実験機」は、一般社団法人「全国自治会活動支援ネット」が開発を進める見守りカメラ機能を備えたWi-Fi通信設備が特徴。NTNの「ハイブリッド街路灯」はこの実験機に提供され、大阪大学大学院人間科学研究科が開発した日本最大級の災害救援・防災マップ「未来共生災害救援マップ」を連携した共同研究に取り組んでいく。

大阪大学・吹田キャンパスに設置された 「独立電源通信網みまもりロボくんIII実験機」

「NTNハイブリッド街路灯」は、あらゆる方向からの風を受け止める垂直軸風車による高効率発電と高静粛性を実現し、発電電力で照明を点灯できるため、災害時の非常用電源として使用できる。さらに「NTNハイブリッド街路灯」はグリッド電源に頼らずに電力を得られるため、防犯カメラ、Wi-Fi通信機器、非常用電源を搭載した「独立電源通信網みまもりロボくんIII実験機」と協調運用が可能。地域の子どもたちなどの見守り機能に加え、災害時のWi-Fi通信設備としても活用できる。

今後は、大阪大学に設置した実験機を用いて「独立電源通信網みまもりロボくんIII実験機」と「未来共生災害救援マップ」との接続実験、発電・蓄電量の確認、Wi-Fi通信機器の稼働実験などを行い、仮想被災地実験として3台の「独立電源通信網みまもりロボくんIII実験機」のうち1台を停止させて通信遮断時の自動接続実験なども行う予定だ。

NTNは、同研究による防災、災害時支援に関する情報インフラの構築に向けた共同開発に取り組み、これまでベアリングや関連商品の研究・開発で培ってきた技術を活用、安心・安全なまちづくりを通して地域社会に貢献していく。

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