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  • 2017/11/28
  • 遠藤正賢

日本主導の「国際的な車両認証制度(IWVTA)」が成立、最先端の安全・環境技術普及が加速する!

自動車に関する認証の相互承認が「装置単位」から「車両単位」へ

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「国際的な車両認証制度(IWVTA)」の概要
国土交通省は11月21日、11月13日から17日に開催された国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第173回会合において、日本が主導し実現を目指してきた「国際的な車両認証制度(IWVTA)」が新たに成立したことを発表した。

自動車基準調和世界フォーラム(WP29)の概要

「国際的な車両認証制度(International Whole Vehicle Type Approval、IWVTA)」は、自動車に関する認証の相互承認を「装置単位」から「車両単位」へ発展させる制度。日本の提案によって始まり、その後も議長として議論を主導してきたが、このほどWP29の会合において、IWVTAに関する手続等を定めた国際規則(国連規則第0号、UNR0)が成立。2018年6月頃に発効する見込みとなった。

これにより、UNR0を適用する締約国間において、車両単位での認可証の発行・受け入れが可能となり、各国の認証手続が効率化される。このことから国交省は、「安全・環境に関する高度な国際基準に適合する自動車の国際的な普及や、国産自動車メーカーの輸出競争力強化が期待される」としている。

UNR0発効後は、日本と欧州各国との間で車両単位の認可証の相互受け入れが可能となる見込み。なお、国交省は引き続き、「我が国制度・技術の国際標準化、相手国でのデファクト・スタンダード獲得などを推進するため、アジア諸国等に対してUNR0の適用を促していく」計画を明らかにしている。

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