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  • 2018/06/09
  • Motor Fan illustrated編集部

4分以上回るジャイロスコープ、価格は2万円。精密ベアリング技術で長時間回転するジャイロスコープを開発

精密ベアリングの凄みをおもちゃで味わう

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日本精工株式会社(NSK)のグループ会社であるNSKマイクロプレシジョン株式会は、スムーズに回転する精密ベアリングを搭載することで、長時間回転するジャイロスコープを開発・設計した。本製品は6月7日(木)から10日(日)まで、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催されている『東京おもちゃショー2018』のスピンギアブースに出展されている。

 今回NSKマイクロプレシジョンが開発したジャイロスコープは、2017年に話題となった12分以上回転するハンドスピナー(販売名:サターンスピナー)や「ベアリングこま」と同様に、ヨーヨー世界チャンピオン長谷川貴彦氏と共同で企画したものだ。
 従来の軸の上下にボールベアリングを搭載する構造ではなく、円盤の内部にベアリングを搭載し、摩擦を減らし、空転時間が長くなるように設計した。開発品での回転時間は、スタンドの上で4分以上、内部の円盤の回転は14分以上を記録した。
 開発品では、こまの性質のひとつである一度回転を始めるとその回転の平面を変えず、外部から力がかかると回転軸の向きを一定に保とうとするジャイロ効果を活かしている。ジャイロスコープは船舶や航空機、人工衛星等に搭載されて活用されているが、科学玩具として発売されるジャイロスコープにボールベアリングを搭載するのは国内では初の試みだ。
 外周部も東京下町で高精度な旋盤加工しており、軸受含め全て国産にこだわったという。
 発売は8月1日を予定。価格は税抜きで2万円を予定している。

製品概要
販売:2018年8月1日(予定)
価格:20000円(予価・税抜)
販売元:ヨーヨーショップ スピンギア
http;//spingear.jp/
制作:有限会社ミツミ製作所(東京都葛飾区)

NSKマイクロプレシジョン株式会社 会社概要
NSKのグループ会社で、パソコンのHDD、歯科治療などの医療機器、船舶、釣具などに向けた各種ミニチュアボールベアリング(深溝・アンギュラ玉軸受)を専門に開発・生産・販売する。「クールジャパン」の具体化のために、[ハンドスピナー;サターンスピナー]・「ヨーヨー」・「独楽」に向けたベアリング制作にも携わり、ヨーヨーの世界大会やJOYC(JAPAN OPEN YO-YO CHAMPIONSHIP)にも協賛している。

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