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  • 2018/07/12
  • Motor Fan illustrated編集部

車外からひとりでクルマをスルスル動かす [人とくるまのテクノロジー展2018名古屋]

三菱自動車ロジテクノ:STRINGO

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 あてもなく会場をぶらぶらしていたら、クルマが音もなく動いている。しかもその動きは通常のステアリング動作では不可能な動線。よく見ると、小柄で華奢な女性がひとりでクルマを動かしている。何が起きているのか。

 三菱自動車ロジテクノが取り扱うSTRINGOはスウェーデン製の電動式車両運搬装置。レバー状のタイヤホルダで駆動輪を浮かせる仕組みで、エネルギーはすべて電動。鉛酸バッテリーを本体筐体部左右にひとつずつ備え、24Vの電圧で作動する。

前側の車輪留めに駆動輪を当て、後側に写るバーで挟み込んで地上から浮かせる。
12Vの鉛酸バッテリーを電源として本体左右に積む。

 写真ではレバーを押し引きしてクルマを移動させる様子を写しているが、人物の前/本体の前面に黒い板がご覧いただけるだろうか。それを降ろしてSTRINGOに乗り、モーター走行でクルマを牽引運搬することも可能。写真はモーター出力1200W/バッテリー容量150Ah×2のタイプで、「どれくらいの時間動かせるんですか」と訊いたら、ほぼ一日中動き回ることができるそう。

 何に用いるか。狭いところのクルマの効率的な駐車かなと想像したら、そのほかにも事故を起こしてしまい自走できないクルマ、ショーカーの類のそもそもパワートレインを搭載していない物体、高額預かり車両でなるべく触れたくない場合、生産向上における完成車抜き出しの際、そして排ガス検査の前のコンディションを整えておきたい車両など、さまざまな使い方を教えてくれた。

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