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ヤマハ議論の末の結論とは 【CES2019レポート】 ヤマハのAI技術搭載ピアノにみるトヨタ・ガーディアン技術との共通性【CES2019レポート】

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CES2019では発動機との合同ブースを構え、楽器のヤマハ株式会社はAIピアノを展示。

ヤマハ株式会社はピアノでは電子ピアノのクラビノーバをベースに、AI技術の研究を行っている。そして今回展示されたのは、初心者向け練習用技術としてAI技術を採用。ところがこれが、トヨタのガーディアン技術とちょっと似た考え方だったのだ。

 今回の展示では、電子ピアノのクラビノーバにAI技術を搭載し、初心者用のサポートを提案した。その考え方は、演奏から全体の音楽を捉え、演者の間違いを検出して正しい音で奏でるというもの。当然ながら、後ほど間違いは指摘され、練習の糧とされるのだが、ちょっと聞くとあれっと思ってしまうことではないだろうか。

 練習であれば、できればちょっと厳しくして欲しいはず。ちゃんと間違いを指摘して、たえず違うことを自ら修正していきたい、なんて考えるのが普通だろう。

 ところが、担当者曰く、この考え方にはかなりの議論があったのだという。もちろん指摘はご最ものことで、これでは練習にならないではないかとの考え方もあった。

 しかし、考えて欲しい。演奏を楽しむのが音楽であるはず。中でもピアノは難しく、なかなかとっつきが悪い。そのために、ちょっと弾いて難しいと思ってしまうと諦めてしまう人が多いのだという。

 そんな人たちにも、より門戸を広げようとしたのがこの技術なのだ。

 考えてみれば、先にレポートしたトヨタのAI安全技術であるガーディアンも、ドライバーは運転動作をしながらも実際にはガーディアンにサポートされて運転している。間違えた操作には、そっと手を差しのべてくれる。

 そこで考えてみると、車を運転する人たちは必ずしも運転がうまくなりたいと考えているわけではない。しかし、運転が気持ちよかったら、楽しいはず。ガーディアンが狙っている一つの側面は、きっとここなのだ。

 そんなことを考えたら、これで弾けなかったピアノが弾けるようになったら、きっと楽しいだろうな。そんなことを考えた次第。

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