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  • 2019/05/20
  • Motor Fan illustrated編集部

ニュアンスのハイブリッド型AIソリューションがBanma Network Technologyの「Banma MARS V3.0」に採用

Banma社のインフォテインメント・プラットフォームに人間らしい音声による対話機能を提供し、ドライバーの生産性と安全性の向上を実現

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Banma社のウェブサイトより
ニュアンス・コミュニケーションズは、上海汽車集団(SAIC)とアリババ・グループ・ホールディングの合弁会社で車載インフォテインメントを開発するBanma Network Technologyと技術提携し、ニュアンスの対話型AI搭載の音声認識機能が、Banma社のコネクテッドカー向け最新型インフォテインメント・プラットフォーム「Banma MARS V3.0」に搭載されることを発表した。

 Banma MARS V3.0は、ニュアンスの車載プラットフォームを活用し、複数の同時リクエストへの対応、ナビゲーション、エアコン、照明、音楽といった各種機能の音声操作、さまざまなサードパーティーアプリケーションへのアクセスと調停機能など、ドライバーや同乗者のユーザーエクスペリエンスを向上させる最新の高品質な音声認識機能を提供する。ハイブリッド型音声認識により、組込み型とクラウド型のコンテンツとサービスを組み合わせたニュアンスのプラットフォームは、接続性が低いエリアでも車載システムの操作が可能となり、Banma MARSV3.0に高速でシームレスなパフォーマンスを提供。また、OTA(無線アップデート機能)によるアップデートによる継続的なシステムの改善にも対応している。

 Banma社のCEO、ハオ・フェイ氏(Hao Fei)は、次のように述べている。

「Banma MARS V3.0は、インターネット・コネクテッドカーを中国全土に普及させるためのBanma社の最新の試みです。そのために、シームレスなユーザーエクスペリエンスは、その目標の最前線にあり、その目標達成に向けてBanma社とニュアンスが共同作業を開始したことは非常に重要だと捉えています。両者の提携により、車内における卓越した音声ユーザーインターフェース体験を設計することができ、Banma MARS V3.0はその第一歩です」

 ニュアンスのオートモーティブ部門エクゼクティブ・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーのステファン・オルトマン氏(Stefan Ortmanns)は、次のように述べている。

「Banma社との関係強化を通じて中国のドライバーに独自のユーザーエクスペリエンスを提供できることに期待しています。Banma MARS V3.0は、車載向け音声インターフェースに関する密接な協力だけではなく、製品の差別化をもたらす高いパフォーマンスと新たな機能やコンテンツを備えた、未来の車載アシスタントを共に開発することへの相互的なコミットメントを表しています」

 Banma MARS V3.0は、現在販売中のSAICの栄威(Roewe)Marvel RX5」とフォード
の新型「クーガ」に搭載されている。

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