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シーメンス:ポルシェ・タイカンの生産ラインを史上最短のわずか4.5カ月で設置

  • 2020/07/27
  • Motor Fan illustrated編集部
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建設上の制約により、最終組立製造ラインを垂直に構築する必要があったため、すべてのフロアを活用して製造するという製造コンセプトが生まれた。

シーメンスは、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」の最終組立段階で使用するコンベヤ技術の全コンポーネントを、4.5カ月という史上最短期間で設置した。

 設置から最初の車両の生産までに要した時間は、同様のプロジェクトの約半分。建設上の制約により、最終組立製造ラインは垂直に構築する必要があったため、各フロアを活用して製造するという製造コンセプトが生まれた。なお、シュトゥットガルトツッフェンハウゼンの親工場内のタイカン工場は、昨年9月に稼働を開始している。

シーメンスのコンベヤ技術ソリューションは、個々のワークステーションを繋ぎ、車体を輸送する。

 最大限の柔軟性を実現するため、ポルシェは従来のコンベヤベルトを使用せず、無人搬送車(AGV)を取り入れた。いわゆる「フレキシライン」で、シーメンスの技術要素が搭載されたAGVは、一つの製造ステーションから次のステーションへと車体を輸送する。運転サイクルは必要に応じて調整することが可能で、例えば、自動化されたタスクを行うためにAGVを停止させ、その後AGVのスピードを加速して次の処理ステーションに移すことができる。

AGVとドアコンベヤシステムのほかに、重量用傾斜式EMSハンガーを使用している。この技術により、車体が上下両方向に110度回転し、従業員は労せず自動車の全部位に手が届くため、人間工学的に作業しやすい姿勢が維持できる。

 効率的なプロジェクト管理により、この製造ラインは、他の作業や現行のスポーツカー生産作業と同時進行で組み立てることができた。完全な最終組立プロセスは、SIMATICコントローラーで完全に自動化され、シーメンスの駆動技術コンポーネントが搭載されたエンジニアリングフレームワーク、完全統合オートメーション(TIA)ポータルで実行された。

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