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自動運転時代を見越した2系統EPS(電動パワーステアリング) [人とくるまのテクノロジー展] デンソー[1/2]

  • 2017/05/28
  • Motor Fan illustrated編集部
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2系統EPSは、すでに2015年からアルファード/ヴェルファイアに搭載されている。

デンソーは、将来の自動運転を見越して開発した2系統EPSを2015年から生産している。高い信頼性が要求される操舵システム、ADAS(高度運転支援システム=Advanced Driver Assistance System)が進化し、自動運転へと発展していくなかで、万一のフェールに対応するシステムが求められている。

パワーステアリングは、ハンドル操作に必要な力を大幅に軽減する装置で、今やほとんどの車両に搭載されている。電動パワーステアリング(EPS=Electric Power Steering)は、操舵のアシストに電動モーターの力を直接利用するシステムで、油圧式に比べ低燃費が実現できる。

電動パワーステアリングは、軽自動車(最初は、パワーウィンドウ用のモーターを転用した)から普及が始まり、現在ではステアリングのフィールにこだわる高級車・大型車も油圧式、あるいは電動油圧式から電動パワーステアリングに移行している。

電動化への第一のモチベーションは、燃費だ。モード燃費を計測する際は、ステアリングを切る必要がない。油圧式だと、切っていない状態でも油圧を生み出すためにエネルギー消費するが、電動だとそのエネルギーロスがないのだ。

第二のモチベーションは、ADAS(高度運転支援システム=Advanced Driver Assistance System)、将来の自動運転への対応だ。

操舵は車両の運動に直接関与する重要な機能であるため、当然、EPSには高い信頼性が必要だ。また、運転支援システムに対しても重要な役割を担うため、たとえ異常があっても一定期間機能が失われない、「フェールオペレーション」が求められている。

デンソーはこの要求に応え得る2系統駆動EPSを開発し、2015年より量産化している。すでにトヨタ・アルファード/ヴェルファイアなどが搭載している。

2系統EPSなら1系統がフェールしても自動運転の継続が可能。もちろん、ドライバーが操舵をオーバーライドしても、いわゆる「重ステ」にならない。(FIGURE:DENSO)

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