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オーナー目線で勝手にインプレッション 第2回『よろしく! スズキ・ジムニーシエラ』 軽でなく、なぜジムニーシエラだったのか? Y氏の値引き大作戦・会社を裏切りながらクルマ買う

  • 2018/06/16
  • MotorFanアーカイブ編集部 山口 尚志
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■維持費、特に税金面で不利なジムニーシエラに決めたなぜ?

 
 当初、維持費の観点から軽ジムニーのつもりでいたのだが、よくよく考えた挙句、けちな話だが単純にオイル交換の頻度で決めた。

 エレメントと同時のオイル交換は、ティーダでは1回につき工賃込みで約5500円(日産ディーラー)だった。

 年によって長短があるものの、私の年間走行距離は平均2万2000キロ。

 したがってオイル交換は、メンテナンスノート記載の「シビアコンディション」のBに従わなければならない(表1参照)。

年間走行距離2万km以上には違いないが、同じシビアコンディションでも、一般、高速、山間道の配分によってもずいぶん違ってくる

 
 ティーダでの条件を単純そのままジムニー&シエラにあてはめ、関連税&オイル(とエレメント)交換費用を試算してみると(表2参照)・・・

私の場合、オイル交換頻度は赤文字の距離サイクルで行わなければならない

 想像はしていたが、年間の納税額とオイル&エレメント費用を軽ジムニーとシエラ、比較ずくで見ると、いっけん軽ジムニーのほうが税金の面では有利でも、私のクルマの使い方ならオイル&エレメント交換代はシエラのほうが下まわり、出費の面では軽だからといってありがたみはないことがわかる。

 たとえ数千円の差だとしても、軽ジムニーの方が出費が増えてしまうのである。

 ここでは購入時にかかる取得税や、保険関連の数字を入れておらず、これらを含めたらどうなるかわからないが、少なくとも軽のイメージほどには安くはならず、トータルで見たらトントンになると考えてもいいのではないか。

 ましてや軽ジムニーはターボ。

 きちんと使おうと思ったら、シビアに交換時期を守らなければならない。

 ティーダだって交換時期の指定はあったが、オイルの状態をときおりチェックしながら2万キロや3万キロはすっとぼけてそのまま使うことができたから、私の使い方ならデリケートなオイル管理を要求されるターボの軽ジムニーより、少々車両価格や税金が高くとも、ジムニーシエラの方がむしろ合っていると判断したしだいだ。
 
 もちろん、判断材料は出費面だけではなく、静粛性や走りの印象、値引きの期待値などをも含んでいることはいうまでもないが、そのあたりについてはあとの機会にゆずりたい。


標準シエラに決めるまで、軽か、シエラか、そしてランドベンチャーなのか、けっこう迷った。
 迷ったのは、標準モデルか、特別仕様の「ランドベンチャー」か。
 
 この時期にジムニーを買うなら、軽ジムニーであれジムニーシエラであれ、9割がたが特別仕様車の「ランドベンチャー」を狙うのだそう。

 だが、シエラ「ランドベンチャー」は税込み価格175万8240~186万9480円で、全ジムニーシリーズの中で一番高い。

 その特別装備品にしても、多くが飾り立てパーツで見映えを変えるだけのものだし、好みの白はパール入りの特別塗装になってさらに高くなる。

 そのどれもこれもに、価格上昇分に見合う必要性が認められなかったため、車両価格が約9万円安い、標準の「ジムニーシエラ」を選んだ。

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