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登場したスープラ・プロトタイプGR Supra Racing Conceptと NASCAR Supraを比べる ウェイトパワーレシオは4.17。グッドウッドに登場した新型スープラ・プロトタイプから市販モデルを推測してみる

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英国グッドウッドフェスティバル・オブ・スピードに登場した新型スープラのプロトタイプだ。

2019年前半の市販が予想されている新型「トヨタ・スープラ」。それに先だって、さまざまなティーザープロモーションが行なわれている。今回は、7月12日に開幕したグッドウッドフェスティバル・オブ・スピード2018」で、新型スープラのプロタイプが走ったのだ。

 7月12日、新型スープラのプロトタイプがグッドウッド・フェスティバルでスポーティなエンジンサウンドを響かせて疾走する様子を収めた動画や、同車の開発責任者である多田哲哉氏のレーシングスーツ姿が「Toyota Europe」のTwitter上などで公開されている。
 ここでは、3月にジュネーブモーターショーでベールを脱いだGR Supra Racing Concept、と、6月に発表されたNASCARエクスフィニティ・シリーズに2019年シーズから参戦するNASCARスープラ、そして今回のグッドウッドで登場したプロとライプを比べてみよう。

 まずは、その「佇まい」から見てみよう。
 グッドウッドで走ったクルマは、カムフラージュが施されているが、基本は市販車バージョン。2019年前半に市販というスケジュールなら、すでに仕様は細部まで決まっている。

 カムフラージュの見極め方については、こちらの記事を参照してみてほしい。

どこをどう擬装する? 新型クラウンから考えるカモフラージュ車の仕立て方

Supra Prototype

GR Supra Racing Concept

NASCAR Supra

 グッドウッドで走ったプロトタイプ以外の2台はレーシングカーだ。とくにNASCAR仕様のスープラは、中身はパイプフレームに5.8ℓのV8OHVを搭載するレーシングカーで、いわばメーカー(ブランド)をアピールするのは、外観だけ。デザインを担当したのは、トヨタの北米デザイン拠点である、CALTYデザインだ。

 それでも3台のクルマに共通するのは、フロントグリルが3分割されていること。トヨタ・エンブレムから2本のステーでつり下げたフォーミュラマシンのフロントウィングのようなデザイン処理が3台ともになされている。また、2段×3列のLEDヘッドライトも共通だ。
 また、ドアのオープニングのラインの処理(NASCARマシンはドアがないので、グラフィックで表現している)もスープラのエクステリアの特徴になる。

 次は側面視を。

Supra Prototype

Supra Prototype

NASCAR Supra

 明らかになっているのは、新型スープラは直6エンジンを車両前部に搭載、後輪で駆動するFR方式を採用すること。
 エンジンは、おそらくBMWの3.0ℓ直列6気筒DOHCターボのB48型。トランスミッションは、ZFの8HPを使うと本サイトでは予想している。エンジンスペックは、265kW/500Nmと予想する。つまり、360ps/500Nmである。
 車重は、1500kg前後だという。だとすれば、
 ウェイト/パワーレシオは4.17
 ウェイト/トルクレシオは3.00
となる。

  仮想ライバル(になるだろう)3.0ℓV6ターボを搭載するのメルセデスAMG SLCのパワースペックが367ps/520Nm(車重は1620kg)だから、
 ウェイト/パワーレシオが4.41
 ウェイト/トルクレシオが3.12となる

 ちなみに、プロトタイプは、275/35ZR19のミシュランを装着していた。

次期トヨタ・スープラと次期BMW Z4を比べてみる

 ここまでさまざまな情報をまとめてみると
・新型スープラのホイールベースは、86/BRZより短い
 →発表されているGR Supra Racing Conceptの主要諸元は
 全長×全幅×全高:4575×2048×1230mm
 ホイールベースが2470mm
 である。
 86が
 全長×全幅×全高:4240×1775×1320mm
 ホイールベースが2570mm
となると、新型スープラのホイールベースは、GR Supra Racing Conceptの2470mmから2570mmの間ということになる。
 現行BMW Z4のホイールベースが2495mm
現行メルセデス・ベンツSLCのホイールベースが2430mm
だから、新型スープラは、GR Supra Racing Conceptの2470mmで決まり、なのかもしれない。

 デザインについては、NASCAR Supraを担当したCALTY(キャルティ)が、プロダクション・モデルのデザインも担当したと推測する。新型スープラ(というか、歴代スープラ)の主戦場は北米マーケットだし、その嗜好を知り尽くしているのは、CALTYだからだ。

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