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あらためてGVCを体験したら予想以上にすごかった 好調マツダの真髄を防府工場と美祢試験場に見た 2018春

  • 2018/08/25
  • MotorFan編集部
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テストコースで乗ってみて、わかった細かいこだわり

解説する技術者は車両開発本部のスペシャリスト、沖田幸二氏。首筋の赤い紐が胸鎖乳突筋の位置を示している。

 モノ造り革新のプレゼンテーションで疲れた頭を山口名産の獺祭でリフレッシュして、翌日はマツダの美祢試験場を訪れた。人間工学を研究している自動車メーカーは多くあるが、マツダは「歩行という動作」を研究し、クルマ造りに活かしているというのだ。
 
 技術者の説明によると「頭は通常、体重の10%の重さがありますが、歩行中、頭部は上下に5cm程度滑らかに上下」しているという。だが、それを首筋の筋肉である胸鎖乳突筋でバランスを取っているそうだ。

 その首筋の筋肉の動きをどれだけ抑制できるかで、そのクルマの不意な挙動がどれほど大きいかがわかる。さらにこの首筋の筋肉の効果をクルマ側に持たせたのがGVC(Gベクタリング・コントロール)だ。
 
 2年前発表されたこの技術は操舵時にエンジンをミクロ制御するもので、車載コンピューターが運転や路面状況から影響を受ける車両の動きを見て、エンジンの出力を微妙にコントロールする。

美祢試験場をアクセラで走り、GVCの効果を体験する。たとえば30km/hでステアリングを一定にして走れるのは、一般道でも普通に体験できる。

 そうすることで、たとえば60km/hで定速コーナーリングする際に修正舵を少なくできるのだ。つまり胸鎖乳突筋の力を超えて頭が揺すられることが少なくなる。初心者でも運転のうまい人のような滑らかな操作ができるという仕組みだ。
 
 走る喜び、意のままの走り、つまり人馬一体を突き詰めようとするマツダの、ある種、宗教がかった一途なクルマ造りの一端を垣間見た思いを胸に、空港で買った獺祭を鞄に帰京した。

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