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スーパーカブ アーカイブス♯4 スーパーカブ60年の歴史を辿る(1960年~1969年編)

  • 2018/09/09
  • MotorFan編集部
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カブ系横型エンジンのチューニングは 当時から実施されていた?

今では定番となったカブやモンキーの排気量をアップするチューニング。
 スーパーカブやモンキーに搭載されたエンジンは「横型エンジン(シリンダーヘッドやシリンダーが地面に対して水平=横向きにレイアウトされている)」と呼ばれ、排気量アップなどのチューニングが人気。

 現在ではアフターパーツメーカー各社からボアアップキット等のエンジン用パーツがリリースされているが、実はC105が登場した1961年当時から

・49ccのC100に、C105用シリンダー&ピストンを流用して、54ccにボアアップ
・C100のシリンダーを42mmにボーリングして拡大し、C105用42mmピストンを組み合わせる
・スポーツカブC115(54cc)用の42mmハイコンプピストンを流用して圧縮を上げてパワーアップ

などのチューニングが行われていた。54ccエンジンを搭載したC105は、いわばカブやモンキーのエンジンカスタムの先駆けだったわけだ。

1964年(昭和39年)

排気量87ccのスーパーカブ「CM90」

90ccクラス初のスーパーカブ、CM90。

 排気量86.7cc、出力6.5psのOHVエンジンを搭載したスーパーカブ90「CM90」が登場。二人乗りもできる原付二種のCM90は、“スーパーカブ90”の第一号機。価格は7万5000円。

 初代スーパーカブのC100にも採用されたビンテージムード満点のセミアップ型ハンドル(カモメが翼を広げた姿に似ているため「カモメハンドル」とも呼ばれた)。など、外観はC100とほぼ同じ。タイヤ幅はC100よりも幅広タイプに変更済みだ。
 パワーアップに伴い、フレームや足周りはC100を強化。CM90のエンジンは、スポーツモデルのC200がベースだが、中高回転域を重視した特性に変更された。

 CM90の排気量は86.7ccだが、その後に発売されるOHCエンジン版は、85ccにスケールダウンされた。

外観は50cc版のC100とほぼ同じだが、フレームや足周りは強化済み。
スーパーカブならではの自動遠心式クラッチとシーソー式シフトペダルは健在。

1966年(昭和41年)

SOHCエンジンのスーパーカブ「C50」

スーパーカブでSOHCエンジンを初めて採用したのがこのC50。

C50はヘッドライト、テールランプ、ウインカーを大型化して視認性をアップ。
 技術の進化に伴い、スーパーカブシリーズはOHV型エンジンから、自動テンショナー付きカムチェーン駆動により静粛性を向上させた「SOHC型エンジン」に移行していく。スーパーカブで初めてSOHCエンジンを搭載したのは、C105の後継モデル「C65」。このC65のエンジンを49cc化して1966年(昭和41年)に発売されたのが、写真の「C50」だ。

 C50はOHC化により、静粛性、出力特性、燃費アップの3つを実現。また、パワーもC100の4.3psから4.8psにアップされた。
 C50はフォルムも変更。大型化されたヘッドライト周りやフラットなハンドル周りの形状は、2017年(平成24年)に“角ばったカブ”へフルモデルチェンジされるまで継続された。

 また、翌年の1967年7月、カブは生産台数500万台を達成。「世界のカブ」の基礎を築いた。

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