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  • 2018/11/03
  • MotorFan編集部

「先代モデルのスポーティな走りを守り、視認性を大幅に改善」 メルセデス・ベンツの新型Aクラス開発責任者に直撃!! 【前編】

新型Aクラス・開発者インタビュー「大きく進化したところとは?」

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「四代目で守りたかったのは、スポーティな部分」

──新型Aクラスの開発にあたり、歴代モデルから受け継いで、守らなければいけないものを教えてください。

「初代から二代目にかけては、キープコンセプトだったのであまり変化はなく、しっかりと守っていたのはコンパクトでハンディサイズである、ということでした。しかし、三代目はコンセプトを大きく変え、まったく新しい考え方を投入しました。同じなのは名前だけで、スタイルや走りが大きく変化しました。そして四代目で守りたかったのはスポーティなところです。それは、走りやデザインだけでなく、クルマに触れたときや運転時のフィーリングでそれを具現しております」

──では、四代目として変えなければいけないものはなんでしょうか?

「Aクラスは世界中のマーケットで販売されているモデルなので、新世代モデルを開発するにあたり、すべての市場からの声をフィードバックして取り入れました。重要なのは、開発陣がそれを直接聞いて開発をすることなのです。新型Aクラスを積極的に変えたところは、視認性に関する部分です。先代モデルは死角についての指摘がありましたので、そこを大幅に改善しました。また、ラゲッジスペースやハッチバック形状を最適化し、積載容量と荷物の積みやすさも大きく見直しました」

──デザインについて教えてください。これからのコンパクトカーのリヤデザインは、新型Aラスのような方向に進むのでしょうか?

「リヤのデザインは三角になっていますが、これはこれからも踏襲していくでしょう。機能ありきで考えており、視認性、積載性、そして空力性能を考えたものです。しかし、詳しいことはデザイナーに聞いてもらいたい(笑)」

──メルセデス・ベンツは48Vのマイルドハイブリッドを各モデルに搭載していますが、Aクラスへの展開もあるのでしょうか?

「残念ながら、それはわたしには答えられない質問です。しかし、メルセデス・ベンツのディーター・ツェッチェ代表が、2022年にはすべてのモデルを電動化するという発表をしています。ですので、その回答が出るまで、もう少し待ってほしいですね」

──Aクラスのユーザー層について質問します。先代と新型とでは、ターゲットに違いはあるのでしょうか?

「最優先事項は、先代モデルのお客様に新型を選んでもらうことでした。それと同時にユーザーの幅を広げることによって、新しい層を獲得したいと考えています。若い人たちにも色々な指向がありますが、多くの方に愛されるモデルにしたいと思います。各国では、それぞれの市場によって、そうした傾向が異なり、たとえば中国で標準的なAクラスのオーナーと欧州ではまったく違うものですし、同じことが日本のお客様にも言えるでしょう」

──ありがとうございました。

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