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日本代表が躍進! マツダ・グローバルMX-5カップ世界一決定戦は地元選手が制するも、日本人ドライバーは存在感をアピール!!

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世界一を決定する第2レースで、吉田綜一郎が8位!

 11日(日)の朝、世界一を決定する第2レースが行われた。日中は26℃以上となる気温も朝はまだ22℃ほどで、路面も冷えた状態だった。フロントロウの外側、2番グリッドからフォーメーションラップを走り出した堤は、最終コーナーのターン17で振られるグリーンフラッグから加速するポールポジションスタートのジョン・ディーンIIに食らいつく。また、後ろからも速い集団が堤の隙を狙っていく。レース序盤は、堤とディーンⅡが互いに牽制しながら攻防を繰り広げたが、5周目の第1ターンでイン側をとった堤が、続く第3ターンでディーンを交わしてトップに立つ。

 しかし、直後に姿勢を乱したディーンがグラベルに車体を落とし、コースに戻る反動で堤の右サイドをヒットし、堤はスピンしてコースオフ。集団が走り去ったあと、堤はコースに戻るが、勝負権は失ってしまった。第1レースで堤にトップを奪われたディーンⅡはこのアクシデントでドライブスルーペナルティを課せられ、やはりチャンピオンの可能性を失った。

 その後は、トッド・ラム、セリン・ローラン、ネザニアル・スパークスらがトップ集団を形成し、接近戦を繰り広げる。吉田は、リーガーの直後を走り、上位進出のチャンスをうかがっていく。堤は復帰したが、マシンがダメージを負ったためペースが上がらない。45分後の最終コーナーでインを取ったスパークスが一躍首位に躍り出て、トップでチェッカー。同時に二度目のGLOBAL MX-5 CUP世界王者の座を射止めた。吉田は、8位入賞。堤は15位で完走を果たした。

 吉田は「レース前半は中段グループの中でのバトルで、先頭集団から離されてしまいましたが、アメリカチャンピオンのニッコーが後方から追いついてきたので、ふたりでうまくスリップを使い合いながら前のグループに追いつくことができました。とても良い経験になりましたし、クリーンで良いレースができたと思います。近い将来、アメリカで活動ができるようにしたいという気持ちがより強くなりました」と語った。

 一方の堤は「悔しいの一言です。ジョンに押し出されてしまった形なので、スピンしたときは納得できないと思いましたが、これもレースですし、あのスペースにいた自分にも落ち度があったと考えています。第2レースでも第1レース同様に優勝して世界一のタイトルを取りたかったですね。ただ、週末を通して自分の速さは十分アピールできたと思いますし、来年また、チャレンジして世界一を獲得したいと思います」とコメントした。

 世界一となったネザニアル・スパークスは「僕はセブリングが地元なので、今このサーキットには家族や親戚がたくさん来ています。そのなかで世界一を決めることができたのでホッとしています。今回は速いライバルがたくさんいて、いつものシリーズ戦だと先頭集団にいるのに、今回は中団に埋もれた形でどう戦っていいかわからず、苦労しました。しかし、1台1台隙を見つけてパスしていくことができたのでラッキーでした。来年もこのクリーンでイコールコンディションのMX-5カップにチャレンジしていくつもりです」と世界一達成の喜びを語った。

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