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自然吸気で1000ps! アストンマーティン・ヴァルキリーのV12エンジンの詳細が明らかに〈ASTON MARTIN Valkyrie〉

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 コスワースのマネージング・ディレクターを務めるブルース・ウッドは、次のようにコメントしている。

「史上最高のハイパーカーに搭載するこの自然吸気V12エンジンは、コスワースの誇りとプライドをかけて開発したものです。長年にわたってF1の世界に携わってきた中で、エイドリアン・ニューウェイの卓越した戦歴が物語っているように、自らに厳しい目標を課すことを学んできました。しかし、この新しいV12エンジンのパワー、重量、排ガス規制、耐久性に関する非常に高く、ときには矛盾したスペックについて検討を始めたとき、このプロジェクトがこれまでになく困難なチャレンジになることが分かりました。アストンマーティン、レッドブル、そしてコスワースは、素晴らしいパートナーシップを発揮しました。各パートナーは、ロードカーに搭載可能な、これまで見たこともないような内燃エンジンを開発するという、明確なビジョンを持ってこの仕事に取り組みました」

 さらにアストンマーティン・ラゴンダ社長兼グループ最高経営責任者(CEO)のDr. アンディ・パーマーは、ValkyrieのV12エンジンについて次のように述べた。

「たとえ一滴でも血管にガソリンが流れている者であれば、高回転型の自然吸気V12こそが、絶対的な頂点に君臨するエンジンだと考えるでしょう。素晴らしいサウンドを楽しみ、エモーショナルでエキサイティングな感動を味わうことができるのは、内燃エンジンをおいて他にありません。大きな困難に直面したものの、アストンマーティンValkyrieに搭載するエンジンはこれしかないという気持ちに、疑問の余地はありませんでした。コスワースのチームは、プログラムの当初から、新たなベンチマークを達成するという強い決意を貫き、可能性の限界を押し広げました。その結果、この驚異的なエンジンが完成しました。これを超えるエンジンが登場することは決してないでしょう」

 このエンジンは、1990年代の超高回転型F1エンジンを彷彿とさせる。20年間で進化した設計手法、素材、製造工程を採用することにより、1000bhpを発生するアストンマーティンValkyrieのV12は、世界有数のエンジン・ビルダーであるコスワースによって製作された最高傑作となり、前例のないハイパーカーのために生まれた、類まれな内燃エンジンに仕上がっていると期待できるだろう。

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