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レンタルも可能な本格レーシングカー こんなのあり? アウディR8 GT4マシンに試乗した!〈Audi Sport〉[2/2]

  • 2018/12/24
  • MotorFan編集部 吉岡 卓朗
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ついにコースイン……。

 前述のとおり装着されるのはスリックタイヤ。暖まるまではグリップが低いので注意が必要だ。何度か危ういシーンがあったが、なんとか徐々にペースを上げると、明らかにメカニカルグリップが上がってきた。首の筋肉痛も約束されるほどのコーナリングGが発生する。あとでデータを見ると1.3Gも出ていた。もっともプロの運転では1.5G出ていたのでポテンシャルはもっと高いのだが……。
 
 うっかり書き忘れていたが、ノーマルのR8と最大の違いは駆動方式がRWDであること。だからアクセルオンでのスタビリティや安心感はAWDである市販のR8よりやや劣るかもしれない。だがRWDでも充分に楽しい。懸案だったブレーキも10周近い連続走行をしても、びくともしない頑強さを持っていた。プロレベルのハードな走りを続ければもちろん、多少はタレてくるかもしれないが、アマチュアがプロの3秒落ちで周回する分にはまったく変化が感じられなかった。

 めくるめくレーシングカー体験はあっという間に終わった。走行感覚は総じて言えばR8の延長線上にあった。もちろん、タイヤやブレーキがレース用になっているので、その部分は異次元だが、操縦性に関して、あるいは頑強かつ軽快な乗り味は素のR8に通じる美点であった。実際R8 GT4の車重は1500kgでノーマルとほとんど変わらない。重い分すこしロールする感じもあって、それが市販車に通じるイメージにつながるのだろう。ちなみにGT3のように全部カーボンにすると1200kgちょっとになる。軽量化すると価格もどんどん上がってしまう。R8 GT4の車両本体価格はドイツからの輸送費込みで約3000万円。GT3と較べれば約半額という。それにノーマルにこの改造をしたらこの金額ではすまない。
 
 さすがにビギナーはこのマシンを買わないと思うが、トラクション・コントロール(ドライ/ウエット)、ESC(オン/オフ)も備わるから、もしも最初からこのGT4で練習したいという人がいても、無茶な話にはならないかもしれない。アウディスポーツ・カスタマー・レーシングの窓口が日本にあるという安心感もある。パーツの供給はもちろん、クルマのトラブルにも本国と英語(またはドイツ語)でやりとりしなくていいというのは、大きな負担軽減だろう。誰にでも勧められる世界ではない。例えるなら手軽に行ける富士山登山ではなく、資金も技術もマナスル級の登山に挑戦するようなものかもしれない。だが、一度片足を突っ込めばやみつきになる達成感がある。

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