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モデルサイクル末期(F30型)を狙うか、モデルチェンジ(G20型)を待つか。BMW 3シリーズの場合は?

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 モデルサイクル末期のクルマをあえて購入するメリットはなんだろうか?
1・熟成し尽くされているので、完成度が高い
2・モデルサイクル末期なので、好条件で購入できる(かも)
3・クルマの大きさが適度で使いやすい
4・そもそもの車両価格が新型モデルより安いことが多い

2019年春には日本でも発売になるだろう新型BMW3シリーズ(G20型)
2019年春には日本でも発売になるだろう新型BMW3シリーズ(G20型)

 の3点がメリットに挙げられる。1については、どんなモデルでも大きなモデルチェンジ直後のクルマは、初期トラブルが出たり品質が安定しないことがある。どんなに生産技術が進んでも、やはりこれは紛れもない事実だと思う。実際、現行(F30)モデルも、モデルチェンジ直後に試乗したときは、正直、あれっ?と思う乗り心地だったり、ステアリングフィールだったりした(あくまでも個人的な感想ですが)。それが1年2年経つと、グッと良くなるというのはよくあることである(最近の例では先代メルセデス・ベンツAクラスなど。あくまでも個人的な感想ですが)。
 それが、モデル最終時期の生産ともなる「モデルサイクル末期」のクルマは、すべてのトラブル、不具合を修正したもっとも完成度の高いクルマと言えるわけだ。

 2については、想像の通りで、やはり新型車よりも値引きは期待できる。

 3については、少々説明が必要かもしれない。
 最近のモデルチェンジでは、クルマのサイズが大きくなることが多い。
 たとえば、メルセデス・ベンツCクラスは、2014年のモデルチェンジで
2014年モデル Cクラスセダン(W204) 全長×全幅×全高:4595×1770×1445mm ホイールベース:2760mm
2015年モデル Cクラスセダン(W205) 全長×全幅×全高:4690×1810×1445mm ホイールベース:2840mm
 
 と大きくなっている。
 たかが、長さ95mm、幅40mmと思う人も多いだろうが、駐車場が狭い人には切実な問題だ(筆者もそのひとり)。

 BMW3シリーズも
2018年モデル 320i(F30)全長×全幅×全高:4621×1811×1429mm ホイールベース:2810mm
2019年モデル 320i(G20)全長×全幅×全高:4709×1827×1435mm ホイールベース:2851mm
 とボディサイズは拡大している。たかが長さ88mm、幅16mmと思うなかれ(思う人は気にしなくていいです)。やはりボディサイズが大きくなることは、日本国内ではあまり歓迎できないと思う。
 価格についても、モデルチェンジのタイミングで上昇することが多いから、その点もモデルサイクル末期の超熟成車を選ぶメリットと言える。

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