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歴史は繰り返す!? あらゆるセグメントにハーレーダビッドソンが再び…… 電動ハーレー、全米でついに予約開始! もはやジャンルレスに250ccも! アドベンチャーも!!

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18年夏、ミルウォーキーにて走行する姿を披露

 メディアへ先行するだけでなく、一般ライダー向けにも試乗会を開くことを考えても、発売はもう間近だろうとマレーシアにて感じましたが、その後、LIVEWIREとの再会を果たしたのは、3年が過ぎた昨夏のアメリカ・ミルウォーキーでした。
 創業115周年のセレブレーションイベントの公式会場で実車がディプレイされ、さらにイベントを締めくくるパレードで走行したのです。

 欧州のファンには、その2ヶ月後の「EICMA 2018」で披露。そしてさらに2ヶ月後の「CES 2019」にて、詳細スペックと発売時期、価格(29,799USドル~)も発表に至りました。より高性能となり、満を持しての発売ということでしょう。ついにアメリカでは、予約の受付がスタートです。
 4年前には備わっていなかったビキニカウルがセットされ、メーターディスプレイもよりスマートに。パナソニックのコネクテッドシステムが採用され、専用アプリによってスマートフォンとの通信・接続が可能となっています。

パナソニックが通信ユニット(TCU)およびクラウドサービスを活用したシステムソリューションを提供します。
パナソニックのシステムソリューションにより、車両情報がスマートフォンで確認でき、盗難時の追跡も可能となりました。

 スマートフォンでバッテリー残量や航続距離、充電完了までの時間、充電ステーションの位置情報などを知ることができるほか、駐車時には車両位置が確かめられ、衝撃を受けたり盗難された場合は警告で知らせてくれ、GPSによる追跡も可能となりました。

2つの軽量電動コンセプトモデルも公開!!

「CES 2019」ではさらに2つのコンセプトモデルも発表されました。BMXのように軽快でスポーティなモデルは、ブロックパターンのタイヤを履き、倒立フォークとモノショックの前後サスペンションを備えています。灯火器類やライセンスホルダーはなく、新たなモータースポーツも予感せずにはいられません。

また、スクーターのようにも見える、リアサスペンションのないモデルも斬新としか言いようがありません。バッテリーやモーターが低い位置に搭載され、ボディはスカスカです。ガソリンエンジン車ではあり得ないスタイルが、衝撃的でさえあります。

 両車とも見るからに手軽で、ほとんど自転車感覚。重厚なハイエンドクルーザーが主軸だったハーレーダビッドソンが、新たなジャンルに挑戦していこうとしていることが見てわかり、それはガソリンエンジン搭載車もまた同様です。

2020年に登場予定の「ストリートファイター」。日本導入未定。
同じく2020年に発売予定の「パンアメリカ1250」。日本導入未定。

 2018年7月に発表した中期経営計画「More Roads to Harley-Davidson」では、ストリートファイターやアドベンチャーモデルを発売予定であることも明らかにし、アジア市場には250〜500ccのモデルを投入するとのこと。250ccのハーレーって今は想像できませんが、考えただけでワクワクしてきます。

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