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95PSの水冷4ストDOHC直列4気筒648ccエンジン CBR650Rの魅力をズバリ!フルカウルで武装、ポジションも超レーシー!【ホンダ】

  • 2019/01/29
  • MotorFan編集部
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エンジンの特徴は?

 CBR650Rに搭載の水冷4ストロークDOHC直列4気筒648ccエンジンは、3月15日に同時発売されるCB650Rと基本的に共通。ただしCBR650Rとは、「エアダクト」の構造が異なるのがポイントだ。

 エンジンは「レスポンスと吹け上がりを向上させた官能的な直4フィール」を目指し、『動弁系諸元の変更』『ピストン形状の変更』『吸排気系の変更』を実施。中回転域から高回転域の出力特性を改善・向上させている。

CBR650Rの出力特性

 ピーク回転にかけて、谷のない上昇フィーリングを提供する出力特性に変更。扱いやすさを高めるとともに、従来に対して高回転域の出力を向上させている。

 スロットル全閉から中開度域の3000~8000rpm付近のスロットルレスポンスを高めたことにより、ワインディングなどでのキビキビした走りを実現。特に7000rpm付近からのひときわ刺激的な吹け上がり感は、直4ユニットならではの大きな魅力の一つとなっている。

動弁系諸元の変更点

 従来よりも高回転型の特性とするためにカムプロファイルを見直し、バルブタイミングを最適化。

 また、この高回転化に伴う荷重変化に対応したバルブスプリング諸元の最適化、幅を増やし強度を上げたカムチェーンの採用、バルブシートの材質変更により耐久性を向上。これらの変更により、出力向上とスムーズなトルク特性に大きく寄与している。

ピストン形状の変更点

従来モデル用
CBR650R用

 ピストン頭部の形状変更に加え、燃焼室形状を最適化。併せて着火性能の高いイリジウムプラグを採用することで、混合気をより効率よく燃焼。吹け上がり感とスロットルレスポンスの向上を実現している。

吸気系の変更点

 吸気ダクトのツイン化とエアクリーナー内部構造の見直しにより、従来に対して主にエンジン高回転域における吸気効率を向上。「直4の魅力最大化」を図っている。
 また、ツイン化した吸気ダクトを専用仕様とし、CBR650Rの走りのキャラ
クターをより明確なものとしている。

エアクリーナーの内部構造を変更

 従来モデルから継承した、高回転型エンジンに適したダウンドラフト式吸気レイアウトをベースに新設計。エアクリーナーエレメントを従来よりも20°立てた配置とすることで、吸気がよりスムーズにファンネル側に流れる構造としている。

 併せてエアクリーナー形状の適正化に加え、エレメントガードのパンチング
メタルを廃止することで、エアクリーナーエレメントの開口面積を約1.7倍に拡大。

 これらにより、吸気ダクトからファンネルに至るまでの吸気抵抗を低減させ、高回転域までストレスなく一気に吹け上がる、直4ならではのパワーフィールを獲得。

 この新設計のエアクリーナーは、性能向上に大きく寄与しながら、肉厚変更や内部構造の見直し、前述のエレメントガード廃止などにより、従来に対して約200gの軽量化を実現している。

CBR650Rならではの「ツインラムエアダクト」

 従来のシングル吸気ダクトから、より効率的にフレッシュエアを取り入れられるツイン吸気ダクトを新採用。また、専用のラムエアダクトを採用することで、走行時の風圧(ラム圧)による高速域でのエアクリーナーボックス内の気圧を高め、燃焼室への吸気充填効率を向上。その成果として、高速域でのより鋭いエンジン回転上昇フィーリングを実現している。

排気系の変更点

 マフラーは、マス集中化を図った従来からの形式を引き継ぎつつ、テールパイプ径を従来のφ35mmからφ38mmに拡大。より排気の「抜け」をよくすることで、最高出力向上と胸のすくような吹け上がり感を実現している。
 また、テールパイプ後端角度を従来からさらに35.4°上向きに変更することでライダーが排気音をより楽しめる構造に設計。

 これを含めたパワーユニットトータルの変更により、消音性能を維持しながら200~800Hz(低~中音域)帯の音圧を上昇させ、直4ならではのエキサイティングなサウンドを獲得している。

アシストスリッパークラッチを装備

 ライダーの疲労軽減と安心感向上を目的に、アシストスリッパークラッチを採用。アシスト機構により、クラッチレバー操作荷重を従来比約12%軽減。また、シフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減するスリッパー機構を備えることで、扱いやすさを向上させ、より快適でスムーズな乗り味を可能にしている

Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を装備

 リヤタイヤの駆動力を制御し、安心感のある走りを提供するHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を採用。

 この機構は、前後の車輪速度差から算出された値に基づき、燃料噴射量調整によるエンジントルクの最適化でリヤタイヤの駆動力を制御し、後輪スリップを緩和するシステム。ライダーは走行状況に応じて、左ハンドルのTCスイッチによりHSTCをOFFにすることも可能だ。

エマージェンシーストップシグナルを装備

 急ブレーキをいち早く伝える機能であるエマージェンシーストップシグナルの採用により、安心感と安全性をアップ。

 56km/h以上で走行している時の急ブレーキをABSモジュレーターが判定し、その情報を受け取ったウインカーリレーがハザードランプを高速点滅することで、後続車などに注意を促してくれる。

CBR650Rの純正アクセサリー

 CBR650Rのスポーツ性をより強調するアクセサリーを設定。写真はアクセサリー装着車。

≪主な純正アクセサリー≫
・ハイウインドスクリーン(クリアとスモークの2種類あり)
・タンクパッド
・アルミサイドカバー
・アルミフロントフェンダーパネル
・スポーツグリップヒーター
・クイックシフター(シフトアップのみ)
・リアシートバッグ
・アクセサリーソケット
・Honda二輪ETC2.0車載器キット(アンテナ別体タイプ) 

タンクパッド
アルミサイドカバー
アルミフロントフェンダーパネル
スポーツグリップヒーター
Honda二輪ETC2.0車載器キット(アンテナ別体タイプ)

■主要諸元

全長×全幅×全高 (mm) 2,130×750×1,150
軸距 (mm) 1,450
最低地上高 (mm)★ 130
シート高 (mm)★ 810
車両重量 (kg) 207
乗車定員 (人) 2
燃料消費率※3(km/L) 国土交通省届出値
 定地燃費値※4(km/h) 31.5(60km/h定地走行テスト値)<2名乗車時>
 WMTCモード値★(クラス)※5 21.3(クラス3-2)<1名乗車時>
最小回転半径 (m) 3.0
エンジン型式・種類 RH03E・水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒
総排気量 (cm3) 648
内径×行程 (mm) 67.0×46.0
圧縮比 ★ 11.6
最高出力 (kW[PS]/rpm) 70 [95]/12,000
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 64[6.5]/8,500
燃料供給装置形式 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 ★ セルフ式
点火装置形式 ★ フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 ★ 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量 (L) 15
クラッチ形式 ★ 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比
 1 速 3.071
 2 速 2.352
 3 速 1.888
 4 速 1.560
 5 速 1.370
 6 速 1.214
減速比(1次★/2次) 1.690/2.800
キャスター角(度)★/トレール量(mm)★ 25°30´/101
タイヤ
 前 120/70ZR17M/C(58W)
 後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式
 前 油圧式ダブルディスク
 後 油圧式ディスク
懸架方式
 前 テレスコピック式
 後 スイングアーム式
フレーム形式 ダイヤモンド

■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)  
■製造事業者/本田技研工業株式会社

※3燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※4定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※5WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

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