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2019 JAIA Short Impression from Editor's room シボレー・カマロ|カマロのV8は直4よりもゆっくり走れる?[2/2]

  • 2019/02/06
  • MotorFan編集部
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カマロに用意される各エンジン。左からV8、V6(日本未導入)、そして直4だ。

V8ならではのドロドロ感はドライバーにトルクを感じさせる

 その答えは、燃焼間隔と排気干渉にありそうだ。

 ご存知の通り、直4エンジンは一部の例外を除いて等間隔燃焼だ。一方のV8エンジンも等間隔燃焼だが、カマロを含む一般的なクロスプレーンの場合、片バンクずつわけて見ると不等間隔燃焼になっていて、そこで排気干渉が起こる。V8ならではのドロドロとした回転フィールやエキゾーストノートは、これによって生み出される。

 ちなみにカマロのV8には低負荷時のシリンダー休止機構が備わっているが、燃焼間隔が変わることのないように休止シリンダーを設定しているので、そのドロドロ感は8気筒から4気筒に切り替わっても見事に変わることがない。

 そして、この不等間隔燃焼というのは、ドライバーにトルクやトラクションを感じさせやすい。だからユル〜く走っていても、ドライバーにはエンジンを回しているという実感があり、とくに飛ばさなくても満足を得やすいのだ。これは感覚的な話にとどまらず、レースの世界でも用いられている理論である。

 一方の直4や直6、そしてフェラーリのようなフラットプレーンV8などでは、回せるだけ回したくなる傾向がある。今回の直4カマロもまさにそれで、実際に高い動力性能を備えていることも相まって、けっこうな飛ばし屋になってしまうのだろう。

 もちろん燃焼間隔や排気干渉だけがエンジンのキャラクターを決めるわけではないので一概には言えないが、少なくとも今回の両カマロには、その特徴が顕著に表れていた。

 V8はハイパフォーマンス、直4は必要十分、という認識は、もう古いのかも知れない。間違っているわけではないが、V8にはスペックだけでは計れない魅力があり、直4はスペック面でも満足できるレベルに達している。

 とはいえ、そのV8の魅力が「ゆっくり走れる」ところにあったとは、つくづくクルマというものは奧が深く、乗ってみなければわからないものだと思い知らされたのだ。

シボレー・カマロ LT RS ローンチエディション
全長×全幅×全高:4785×1900×1345mm ホイールベース:2810mm 車両重量:1560kg エンジン形式:直列4気筒DOHCターボチャージャー 総排気量:1998cc ボア×ストローク:86.0×86.0mm 最高出力:202kW(275ps)/5500rpm 最大トルク:400Nm/3000-4000rpm トランスミッション:8速AT フロントサスペンション:マクファーソンストラット リヤサスペンション:マルチリンク ブレーキ:ベンチレーテッドディスク タイヤ:245/40R20 車両価格:561万6000円 

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