小型車の象徴として登場した“Sマーク”ではあったが…… 短命に終わった懐かしのスズキ・エンブレム
- 2019/02/17
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MotorFan編集部
とあるコインパーキングに駐車していた一台のクルマ。なんだろうと思い近づいてみると、見慣れぬ、というか、ひょっとしたら初めて見たかもといっていいほどのエンブレムに遭遇。スズキが一時期、小型車に採用した“Sマーク”だった。
2000年11月に登場したワゴンRソリオで初採用
コンパクトサイズの5人乗りワゴン「ワゴンR +(プラス)」の一部改良にともない、名称も新たにし2000年11月29日に発表された「ワゴンRソリオ」。
「運転しやすく取りまわしのよいサイズと、ゆとりのある室内空間を両立した」コンパクトワゴンとしてデビュー。エンジンは、従来の1000ccエンジンに加え、M13A型1300ccオールアルミDOHCエンジンを追加。ともにVVT機構を採用している。
ところで、当時のプレスリリースには、車両の特徴だけでなく、新エンブレムのアナウンスもなされていた。
スズキは、「小型車としての上級感、上質感を大切にした、新しいスズキを表現するデザイン」として、新デザインのスズキエンブレム=通称“Sマーク”を採用することを発表。今後の国内登録車用エンブレムとして順次採用されることとなった。
ワゴンRソリオで初採用された“Sマーク”は約2年
その後の、スズキから発表された小型車の“Sマーク”を追っていくと、02年11月18日に発表された「グランドエスクード」「エスクード」の一部改良時が最後の模様。
グランドエスクードにおいては、約半年後の03年6月18日に発表された一部改良時には、軽自動車のエンブレムをベースにデザインし直したようなものになっている。先立って、同年6月12日に発表された「スイフトスポーツ」についても同様。
と、年代を追っていくと、ワゴンRソリオで初採用された“Sマーク”は、00年11月から02年11月までの約2年間しか使用されていないとなる。
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