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セリカとスープラの型式に発生したねじれ現象を振り返る 新型トヨタ・スープラのルーツを物語る車両型式の変遷

  • 2019/03/01
  • MotorFan編集部 森田 準
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三代目セリカ&二代目スープラ

A60系は1981年の登場 この型のイメージは「よろしくメカドック」でしょうか?
XXは普通のリトラクタブルヘッドライト。セリカ はせり上がり式のリトラクタブルが特徴的でした

今や通刊560号を数えるニューモデル速報の第3弾! です
 A60系セリカのエンジンは1600ccの2T-Gや1800ccの18Rなど4気筒。かたやセリカXXは引き続き6気筒(2000cc/2800cc)を搭載。

 そしてセリカとの兄弟関係はここまで。次のモデルチェンジでセリカとスープラは別の道を歩みます。

セリカのFF化に伴い型式が変わる

セリカGT-FOURは2000ccの3S-GTEを積んだ「ST165」は映画「私をスキーに連れてって」に登場、三代目スープラはトレンディドラマ「東京ラブストーリー」で江口洋介さんの愛車として使用されていました。時代ですねえ。そんな70スープラは2000cc直6の1G搭載の「GA70」と3000cc直6の7M-GT搭載の「MA70」。後にMA70は250ccの1JZ-GT搭載の「JZA70」となる。
70スープラはグループAレースのイメージが強いですが、WRCサファリラリーで3位入賞も果たしています

 1985年、国産車に訪れたFF化の波に飲み込まれ、この代でセリカはコロナやカリーナとともにFFへと姿を変えたものの、スープラはそのままFRを踏襲して1986年に登場。ここで誕生以来兄弟であったセリカXX(=スープラ)がセリカと決別します。

 この時にスープラの型式はそのまま「A」を引き継ぎ「A70」、FFセリカはシャシーを共用する新たな兄弟「コロナ」や「カリーナ」とともに「T」を拝命し「T160系」と名乗るようになりました。
ちなみに、この「T」は元々コロナに付けられていた型式です。

 ペットネームを変えながらも車両型式を引き継いだスープラと、名前はそのままに型式が変わったセリカというねじれ現象はここで発生したんですね。

 まあ、機械的な工業製品の類別につけられる車両型式ですから、機械的な継承をするスープラに型式が引き継がれるのは合理的でわかりやすいですが。

セリカはWRCで隆盛を誇った後に七代目でその歴史を中断

左が1989年登場の五代目「T180系」右の六代目「T200系」は1993年デビュー
セリカのWRCでの活躍は六代目の「ST205」で終了。七代目のT230系は、中身は別物ですがGT選手権の300クラスに参戦。

 その後セリカは「GT-FOUR」のWRCでの活躍が、記憶に残る四代目「T160系」、五代目「T180系」、六代目「T200系」と歴史を刻み、七代目となる「T230系」は1999年にデビューし、2006年の販売終了をもってお休み中。

 いつかスープラのように復活するのを期待したいですね。
 
 その際の型式は「T300系」でしょうか?

四代目の販売終了で途絶えたスープラの歴史が、再び始まる

先代スープラ......といっても18年前に販売終了

ド直球で宣伝ですが、ここ表紙画像を掲載した各モデルの「すべてシリーズ」は弊社の電子書籍として購読可能です。 http://3a.as-books.jp
 晴れて日本でも「スープラ」として登場した三代目スープラが「A70」、その後1993年に登場した四代目であり“先代”が「A80」。

 その「A80」の2001年の販売終了のから17年ぶりに新型が発表され、復活を果たしたのが新型の「A90」ということになるんですね。

 クルマ好きの読者には釈迦に説法だったかもしれませんが、車両型式って、家系図みたいで面白いですね。ご自身の愛車の型式を確認して、そのルーツを調べてみると意外な発見があるかもしれません。

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