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排気量1868ccの空冷Vツインを積むアメリカンクルーザー 【ハーレーダビッドソン ロードグライドスペシャルの実力ガチ解説】超弩級ツアラーが得意なのは高速道路だけなのか!?

  • 2019/04/30
  • 青木タカオ
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鼓動感タップリなVツインに揺られる感覚が心地良い

 超弩級ツアラーであるにも関わらず、軽快感もプラスされたわけだが、それは走りにも言えることだ。押し引きなど取り回しはずっしりと重いが、走り出してしまえばその巨体を忘れてしまう。ローや2速ではトルクが太すぎてギクシャクしてしまい、車体が動き出すと同時にシフトを上げていくとスムーズに走る。

 そのとき感じるのが、フットボードとシーソーペダルの組み合わせの秀逸さ。トーでチェンジペダルをかき上げていくこともできるが、シーソー式ならカカトを使って踏み込んでいけばいい。靴の表面が傷まないし、操作もとてもラクで、これに慣れてしまうとアメリカンクルーザーをゆったり操るなら絶対に欲しい装備となる。

ゆったりとしたシフトチェンジフィールをもたらすシーソーペダル。

 ミルウォーキーエイトエンジンはVツインらしい鼓動感が味わい深く、ただ単に走っているだけで心地よさを感じる。低回転で落ち着いてクルージングができ、トップ6速での100km/h巡航はわずか2200rpmほどでこなしてしまう。

 不快な微振動もなく、これはエンジンをラバーマウントし、さらにカウンターバランサーをパワーユニット内に組み込んだことの影響が大きい。

 ウインドシールドがショートカットされ、せっかくのウインドプロテクション効果が大幅にスポイルされてしまうのではないかと心配だったが、上半身への走行風はシャークノーズフェアリングが整流し、しっかり防風してくれている。

 ストリートカスタムされてスタイリッシュになっても、乗り心地が良く、さすがはツーリングファミリーといったところ。高速道路を使ったロングツーリングを得意とするところは変わっていない。

思いのほか、コーナリングもエキサイティング!!

 その一方で、ワインディングを豪快に駆け抜ける面白味もあるから懐が広い。ボリューミーなカウルがフロントまわりに備わり、さぞかしフロントがヘヴィだろうと思いきや、フェアリングはフレームにマウントされハンドルまわりには一切関与していない。

 そのおかげでフロント19インチのハンドリングにクセはなく、狙ったラインをトレースしていく。ライトウェイトスポーツのようなヒラヒラ感はもちろんないが、大きな車体をアグレシッブに寝かせ、ビッグトルクでコーナーを立ち上がっていくロードグライドのコーナリングは病みつきになる楽しさがある。

 真っ直ぐ走ることと、コンフォート性だけを優先させたツアラーでは決してない。高速道路で快適に長距離を移動でき、郊外ではワインディングも楽しみに。日本のライダーにとっては定番ともいえるそんなツーリングも、ロードグライドスペシャルならそつなくこなすだろう。

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