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〈ポルシェ718ケイマン〉ミッドシップスポーツカーの理想を追求した傑作【ひと目でわかる最新スポーツカーの魅力】

  • 2019/06/15
  • MotorFan編集部
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Country:Germany
Debut:2016年9月(GTS追加:17年10月)
車両本体価格:673万円~1053万2000円

REPORT●工藤貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)

言うなれば718ボクスターのクーペモデル。エンジンをキャビン後方に積んだミッドシップであることが、このクルマのキャラクターを強く物語る。なによりも運動性能が重視されている、まさに運転を楽しむために生まれてきたクルマだ。
718への進化において、それまでの水平対向6気筒自然吸気から水平対向4気筒ターボへとダウンサイジングが図られた。出力に関しては従来よりもアップしているので申し分ないが、響く音質は金属的な響きからボクサーらしい脈を打つ排気音へと大きく変化。
「GTS」に標準装着の「Carrera Sホイール」は、細いスポークで軽快さが強調されている。「ケイマン」や「ケイマンS」を含めたシリーズ全体では18インチから20インチまで、さまざまなホイールをオプション設定。
全長:4385mm ホイールベース:2475mm
全高:1285mm 全幅:1800mm
ミラー・トゥ・ミラー:1980mm

運動性能を重視したパッケージングながら、積載性の高さも誇れるポイント。ラゲッジスペースはクルマの前と後ろにあり、そのどちらにも大型スーツケースが収まるほどの空間が用意されるのだから驚くばかりだ。

T字型のレイアウトを貫きつつ、昨今のポルシェのコックピットづくりのセオリーに従ってなだらかな傾斜のセンターコンソールにスイッチが集中配置されている。「GTS」はアルカンターラとカーボンでレーシーに演出。
シートの選択肢が多いのもポルシェらしいところ。撮影車両は「GTS」に標準設定の「スポーツシートプラス」だが、同じ形状で電動調整機能を追加したタイプや、サイドサポートを小さくして開放感を高めた「スポーツシート」、逆にレーシングカーのようにガッチリと身体を押さえつける「スポーツバケットシート」も選択できる。ベーシックな「スポーツシート」であっても、腰をしっかりと保持することでホール ド性能は高い水準。

メーターはアナログの回転計を中央に据えたクラシカルな部分もある一方で、右側には液晶ディスプレイを内蔵。ラップタイム計測機能もある。アナログ速度計とデジタル速度計を併設するのもポルシェ流だ。足元には大きなアクセルとフットレストが備わり、アクセルは下部を支点にしたタイプだ。シフトレバーは電子制御ではないコンベンショナルなタイプ。

「スポーツクロノグラフ」を選ぶとダッシュボード上にアナログのストップウォッチが組み込まれるほか、走行モード制御に「S+」も用意される。
PDK車は大きなパドルを装備。しっとりしたストローク感も好印象だ。
走行モードセレクターは瞬時に切り替えられるようにステアリングに組み込まれる。ダイヤル式で操作性が良好。
電動で昇降するリヤスポイラーは、せり出すことでダウンフォースを増やす。

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