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安全性を大幅に向上させ全方位に隙のない存在へ アルファード/ヴェルファイアの概略を一挙紹介 トヨタ アルファード/ヴェルファイア違いは?価格・内装・エンジン、何で選択する?|ミニバンレビュー

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“大空間高級サルーン”をコンセプトに登場し、ミニバン市場で圧倒的な人気を獲得してきたアルファード/ヴェルファイアがさらなる進化を遂げた。その中身を知ると、現状に甘んじることなく攻めの姿勢を崩さないトヨタの強い意気込みが伝わってくる。

REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)/平野 陽(HIRANO Akio)

※本稿は2018年2月発売の「 新型アルファード/ヴェルファイアのすべて」に掲載されたものを転載したものです。車両の仕様や道路の状況など、現在とは異なっている場合がありますのでご了承ください。

アルファード/ヴェルファイアのエクステリア(外装)

より大胆さを増した迫力フェイス

アルファード
ヴェルファイア

フロントバンパーとフロントグリル、ヘッドランプ、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプのデザインを変更。

もともと強烈な個性を備えていた両車だが、大胆なイメージチェンジにより、 その存在感はさらに高められたといえる。また、最上級グレード「Executive Lounge」系にもエアロタイプが追加された。

ランプ類はフルLED化され、ターンランプはシーケンシャルタイプを採用。

フロントマスクが大きく異なる

両車ともに標準フェイスとエアロタイプでは、今まで以上に印象の異なるマスクを実現。四車四様の個性で、グレード選択も悩ましい。

<アルファード>

標準
エアロタイプ

<ヴェルファイア>

標準
エアロタイプ

デザインの変わり幅が大きいのはアルファードの方で、特にエアロタイプは大開口のバンパー形状と派手な加飾で、さらに迫力をアップしている。ヴェルファイアは細身の桟を使ったグリルで、より洗練された印象を与える。

アルファード/ヴェルファイアのエンジン

V6は直噴併用仕様となり8速ATを組み合わせる

V6
ハイブリッド

2.5ℓ直4、3.5ℓ V6、2.5ℓハイブリッドを設定。3.5ℓのV6エンジンは従来の2GRFE型から、直噴+ポート噴射のD-4Sを採用した2GR-FKS型へとスイッチしている。

トランスミッションも6速ATから8速ATへと変更され、動力性能と燃費性能をハイレベルで両立。新たにエコカー減税の対象になった。

アルファード/ヴェルファイアのインストルメントパネル&メーター

洗練された新加飾がさらなる高級感を演出する

インテリアは基本デザインを踏襲しつつ、木目調パネルの色やメーター加飾を変更。室内全体に漂う高級感に、さらなる磨きが掛かった。

また、第二世代版のToyota Safety Senseが全車に標準装備されたことにより、レーダークルーズコントロール用のスイッチが必ずステアリングに備わるなど、細かな変更点も見られる。

エグゼクティブラウンジ(HV)
ガソリン車エアロタイプ
ハイブリッド車
ガソリン車

加飾が変更されたメーターは、種類も豊富になった。ハイブリッド車用、ガソリン車用に加え、「Executive Lounge」系専用、ガソリン車エアロタイプ用の合計4種類が用意される。

アルファード/ヴェルファイアの座席シート

エグゼクティブラウンジシートにプレミアムナッパ本革を新採用

写真は「Executive Lounge S」と「Executive Lounge Z」の専用インテリアとして新たに設定されたブラック&ホワイト内装。

2列目シートは従来通り、この他にエグゼクティブパワーシート、リラックスキャプテンシート、6対4分割チップアップシートが設定され、計4タイプ。7人乗りを基本に、一部グレードに8人乗りも設定する。

アルファード/ヴェルファイアのラゲージルーム(トランク)

3列目スライドと跳ね上げで多彩なアレンジが可能

荷室には特に変更点はなく、左右跳ね上げ式格納とスライド機構を兼ね備える3列目シートを装備。3列目シートの位置に影響されることなく、常に使用できる大きな床下収納も備わり、使い勝手に優れる。

アルファード/ヴェルファイアの安全性能

第二世代へと進化したToyota Safety Sense

<プリクラッシュセーフティ>

衝突回避・被害軽減機能は、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者の検知機能を追加。歩行者や自転車運転者に対しては、約10〜80㎞/hの走行速度域で作動する。

<レーントレーシングアシスト(LTA)>

高速道路でレーダークルーズコントロールの作動中、ステアリングの操作支援を行なうレーントレーシングアシストをトヨタ車では初めて採用した。

<デジタルインナーミラー>

車両後方の映像をルームミラー内のディスプレイに表示するデジタルインナーミラーを採用。一部の上級グレードでは標準装備となる。

<ロードサインアシスト(RSA)>

道路標識を認識してメーター内に表示するロードサインアシストを新たに採用。速度超過時は表示が点滅する。

アルファード/ヴェルファイアのグレード種類

アルファード グレード種類


エアロタイプ

専用のエアロバンパーに大きなメッキ加飾を追加したアグレッシブなフェ イスを実現。新設グレードの「Executive Lounge S」のみ、サイドマッ ドガードにメッキ加飾が追加され、さらなる高級感を演出している。

ハイブリッド
Executive Lounge S
SR
SR“Cパッケージ”
S

3.5ℓ
Executive Lounge S
SC

2.5ℓ
S"Cパッケージ"
S"Aパッケージ"
S

標準

スピンドル形状だったフロントグリルはエアロタイプ同様、縦のラインが下端までまっすぐ伸びた形状に改められ、より縦長なメッキグリルを実現。ギラギラ感がさらに増し、エアロタイプに負けない存在感を放つ。

ハイブリッド
Executive Lounge
G"Fパッケージ"
G
X

3.5ℓ
Executive Lounge
GF

2.5ℓ
G
X


ヴェルファイア グレード種類


エアロタイプ

エアロバンパーのサイドグリルが、より一体感のあるデザインに改められ、 メッキ加飾の面積も拡大。アルファード同様、最上級グレードの「Executive Lounge Z」にはメッキ付きサイドマッドガードが装備される。

ハイブリッド
Executive Lounge Z
ZR"Gエディション"
ZR
Z

3.5ℓ
Executive Lounge Z
ZG

2.5ℓ
Z"Gエディション"
Z"Aエディション"
Z


標準

フロントバンパー中央の開口部が広がり、そこにロワグリルが追加されたため、全体的にメッキの面積が拡大。二段ヘッドライトもデザインが変更され、三眼もしくは二眼のLEDヘッドランプが採用されている。

ハイブリッド
Executive Lounge
V"Lエディション"
V
X

3.5ℓ
Executive Lounge
VL

2.5ℓ
V
X

アルファード/ヴェルファイアのボディ・カラー

専用色を含む全8色を設定

エアロタイプ専用色であるダークレッドマイカメタリックなどを含む合計8色を展開。アルファードとヴェルファイアそれぞれ独自に設定される専用色も用意されている。

(左から)
① ホワイトパールクリスタルシャイン(☆)
② ブラック
③ ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク(△☆)
④ スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(★☆)

(左から)
⑤ バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク(▲☆)
⑥ ダークレッドマイカメタリック(★)
⑦ スティールブロンドメタリック※
⑧ グラファイトブラック

☆は3万2400円高。
★はエアロタイプ専用。
△はアルファード専用。
▲はヴェルファイア専用。
※はエアロタイプに設定なし。

アルファード/ヴェルファイアのインテリア(内装)

4種類のセカンドシート

エグゼクティブラウンジシート
エグゼクティブパワーシート
リラックスキャプテンシート
6対4分割チップアップシート

2列目シートには7人乗りキャプテンシート3種類、8人乗りベンチシート1種類を用意。エグゼクティブラウンジシートには、3列目に素早く乗降できるよう、運転席側マニュアルウォークイン機構が新採用された。

グレードごとに異なるシート表皮

プレミアムナッパ本革
本革
合成皮革
ファブリック

シート表皮は合計4種類をラインナップし、グレード別に設定。本革シートがオプションとなる一部グレードの場合、本革を選択すると2列目席に快適温熱シートや読書灯などの付属装備も追加される。

また、合成皮革は従来のファブリックコンビからフル合成皮革になった。

Executive Lounge S/Z

最高グレードで至福のひとときを味わう
その名の通り、2列目シートにエグゼクティブラウンジシートを備えるトップグレード。贅を極めたその仕様から、ファミリー向けというより、VIP御用達の個人及び法人向けという色合いが濃い。エアロタイプも新設定。

リヤエンターテインメント
12.1型モニターを採用したリヤシートエンターテイメントシステムを標準装 備。HDMI入力端子も備わる。

SC/ZG

18インチを履くV6エンジンのスポーティグレード
3.5ℓ車のエアロタイプで、18インチホイールを標準装備。エグゼクティブパワーシートを備え、シート表皮は合成皮革となる。

SR/ZR

ハイブリッドエアロタイプの中間モデル
「Executive Lounge」系にもエアロ仕様が追加されて、相対的な立ち位置は下がったが、ファミリーユースとしては実質的な最上級ともいえる。

S/Z

エアロタイプのエントリーモデル
2.5ℓ車は7人乗りと8人乗り、ハイブリッド車は7人乗りとなる。装備を充実させたモデルをそれぞれ2種類用意しており、選択の幅が広い。

Executive Lounge

コントロールスイッチ
エグゼクティブラウンジシートには、シート位置やオットマン、シートヒーターなどの調整を手元で行なえるスイッチ類を装備する。

ルーフイルミネーション
光源にLED を採用し、調光と色替え機能を備える。「Executive Lounge」は専用の金属調加飾が特徴だ。

GF/VL

3.5ℓ標準タイプの豪華仕様
V6エンジンの標準仕様で、本革シートやメタルブラウンウッドの内装加飾を標準装備。ホイールのサイズは17インチとなる。

G/V

ハイブリッドと2.5ℓの標準タイプ
最もスタンダードな立ち位置にあり、これを基準に装備や価格を比べるのがわかりやすい。上級装備を追加した「“Fパッケージ”/“Lエディション”」も設定されている。

X

8人乗りも選べるベースグレード
アルファード、ヴェルファイアともに同じ名前でラインナップされるベースグレード。ハイブリッド車の7人乗りと8人乗り、2.5ℓ車の8人乗りが設定されている。

※<span style="background:#B8860B; padding: 3px 10px; color:#FFF;">エアロタイプ</span> <span style="background:#000; padding: 3px 10px; color:#FFF;">標準</span>で、グレード名は左側がアルファード、右側がヴェルファイアです。

ニューモデル速報 Vol.566 新型アルファード/ヴェルファイアのすべて

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