2012年モデルの楽ナビに最新版地図をインストールしてみた 【実践】7年落ちのカーナビをバージョンアップしてみた。／楽ナビ復活作戦#4

• 2019/07/08
• 浜先秀彰

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古いカーナビを使っていると新しく開通した道路をうまく活用できなかったり、新規にオープンした施設を探せなかったり、ドライブ中にストレスが溜まることも多い。そこでオススメなのが地図を最新版にバージョンアップすること。モーターファン.jp編集部員所有のカロッツェリア楽ナビ（2012年モデル）で実際に体験をしてみた。

REPORT●浜先秀彰（HAMASAKI Hideaki）

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楽ナビ内蔵メモリーのデータを更新

　前回まででパソコン上での作業が終了し、バージョンアップ作業も大詰め。いよいよ楽ナビ上での作業となる。

　とはいえ、じつは至ってカンタン。バージョンアップデータを収録したマイクロSDカードを楽ナビのスロットに差し込むだけでいい。

　ディスプレイを閉めると自動的にＳＤメモリーカードからデータの読み込みが開始され、画面には上の写真のように「プログラムを更新しています　電源を切らないでください」の文字が現われる。プログラムデータの更新が行われ、所要時間は20分ほどだった。

　そして次に「ナビゲーションを停止してバージョンアップを開始します」の文字が表示され、地図データの全更新を行うことができる。ここは「更新開始」のアイコンにタッチ。ここからの所要時間は90分ほどかかる。

　残り時間を示すバーが表示されるだけでナビ機能を使用することはできない。途中で電源が切れても更新作業は次回改めて続けられるので心配はいらない。この90分間は特に操作の必要はない。

　バージョンアップ作業が完了すると再起動し、オープニング画面を表示。ロゴの下には「PIONEER CORPORATION 2019」の文字が見える。

　メニュー画面からデータのバージョン情報を確認。地図データと検索データが「2019年第1.0.0版」になっていることがわかる。この機種の場合プログラムバージョンは残念ながら2013年度版が最新となる。

　これで一連のバージョンアップ作業は終了。2012年モデルのカロッツェリア楽ナビAVIC-MRZ009の地図データが最新版に書き替えられた。次回はデータ更新前後の変化したポイントについて解説をしよう。