Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニュース・トピック

排気量2500cc! トライアンフがROCKET3R & ROCKET3GTの新型を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、トライアンフ新型 ROCKET 3R&ROCKET 3GTを発表。メーカー希望小売価格未定、発売時期2019年12月予定。※ROCKET 3GTについては日本導入時期未定。

 2004年に発売されたトライアンフの伝説的なRocket IIIは、他のどの競合車両よりも筋骨逞しく堅牢な存在感、トルクの面で優れた純粋なオリジナルモデル。そして今、最新型Rocket 3RおよびRocket 3GTのラインナップが、新たなるオートバイの伝説の起源を告げるモデルとなる。

 2,500ccの排気量を誇る世界最大の量産型オートバイ用エンジンを搭載した新型 Rocket3シリーズは、前世代モデルよりも11%増強された出力、いかなるモデルをも凌ぐ221Nm@4,000rpmの最大トルクを提供する。
 筋肉質なスタンスと壮大なスタイル、最高レベルのテクノロジー、トライアンフが誇るクラス最高峰のハンドリング、世界中で知られているRocketの存在感、そして、日常的な使用が容易な走行性能を兼ね備えた新型Rocket3 は、独自のクラスを確立している。

◇クラスを定義する2つの新型Rocket3
・Rocket3R:絶大なトルクと緻密なコントロール性、快適性を兼ね備えた堅牢なロードスターモデル。
・Rocket 3GT :ゆったりとしたクルーザーのライディングスタイルと、快適なツーリング機能を備えたグランツーリスモ。

◇世界最大の量産型オートバイ用エンジン
・最新型の2,500ccトリプルエンジンが驚異の加速力を実現。
・221Nm@4,000rpmの最大トルクは量産型バイクのトップレベル。
・最高出力は前世代モデルよりも11%増強された167PS@6,000rpm。

◇スタイリングへのこだわり
・ツインLEDヘッドライト、スカルプテッド3ヘッダーエキゾーストパイプ、ピリオンフットレスト、20本スポークのアルミキャストホイールなど独自デザインを取り入れた装備
・快適で交換可能なツイン/シングルシートセットアップ
・仕上げとディテールに高級感を演出

◇車体、足周り、装備も大幅に進化!
・前世代モデル比で40kg以上の軽量化
・Brembo製Stylema®モノブロックブレーキおよび調整可能なShowa製
サスペンションを採用
・バックライト付きスイッチキューブを搭載した第2世代TFTディスプレイ、オプティマイズドコーナリングABSおよびオプティマイズドコーナリングトラクションコントロール、4つのライディングモード(ロード、レイン、スポーツ、ライダー設定)、オールLEDライト、ヒルホールドコントロール、クルーズコントロール、キーレスイグニッション、グリップヒーター(GTでは標準装備/Rではアクセサリー装備)を含む走行に特化したテクノロジーを採用

◇50を超える新型Rocket3専用アクセサリーを展開
・快適性、実用性、スタイル、セキュリティを向上させるための、新しく包括的なラゲッジシリーズやそのほか最新アクセサリーを展開する

■ツーリング用途に特化したRocket 3GT

 新型Rocket 3のラインナップは、2つのまったく新しいモデルの選択肢を提供します。Rocket3 GTが瞬時に世界をリードするトルク、すさまじいコントロール、快適性と機能を提供する一方、Rocket 3GTは、より快適に、さらに容易なツーリング機能を備えている。

■世界最大の量産型オートバイ用エンジン

 新型Rocket 3シリーズに搭載されている、最新型の2,500ccトリプルエンジンは、前世代モデルよりも高いパフォーマンスを発揮。この新型Rocket 3のエンジンは、最高出力は前モデル比11%アップの167PS@6,000rpmとし、3,500rpmの低回転域から7,000rpmの最高回転数まで、全域で増強されている。
 新型Rocket 3エンジンが生み出す221Nmという最大トルクは、あらゆる量産型オートバイの中でも最高の数値となり、最も近い競合他車と比較しても71%も上回る。4,000rpmでピークに達するフラットでリッチなトルク曲線で、ミッドレンジ全体で最大トルクを保持し、どのギアでも楽な加速とレスポンスを実現。

 このエンジンはマスの最適化が施されたいる世界最大の量産型オートバイ用エンジンであり、新しいクランクケースアッセンブリ、ドライサンプおよび一体型オイルタンクからなる新しい潤滑システム、新しいバランサーシャフトを組み合たことで、前世代モデルと比較して18kgの軽量化を実現した。

 独特なハイドロフォームド3 ヘッダーエキゾーストパイプは、高効率な排気経路を生み出すために革新的なデザインを採用。ヘッダーから一体型キャタライザー、3本出しサイレンサーへと流れ、特徴的で野太い3気筒サウンドを轟かせる。

 新採用のスリップ&アシスト油圧式クラッチは、軽いクラッチ操作を得るとともに、シフトダウン時のホイールホップやチャタリングを低減させます。また、Rocket3の最新型高性能6速ヘリカルカットギアボックスは、標準的なギアボックスよりも滑らかで、強く、軽量になるように精密に設計されており、この新世代モデルのトルク容量の増加を考慮した作りとなっている。

 トライアンフの他のすべての最新モデル同様に、ライドバイワイヤスロットルならびに緻密に組み込まれた水冷システムが現代的な性能を発揮。性能の強化と、より効率的な走行を実現する。

 Rocket 3の両モデルの初回点検のサービスインターバルは 10,000マイル/16,000kmと⻑めに設定されている。

■驚異的なハンドリングと支配的な走り

最新型 Rocket 3RおよびGTには、最高仕様のプレミアムブレーキとサスペンションコンポーネント、さらに乗り心地を向上させる最先端のテクノロジーが含まれている。これらはすべて、驚異的なハンドリング、優れた快適性、日々の使用におけるツーリング機能を提供するように設計されている。

■シャシー、サスペンション、ブレーキの史上最高仕様

40kg以上の重量削減により、新型Rocket3RおよびGTはどちらも、前世代モデルから13kg以上の軽量化を果たしている。

Rocket3シリーズは、革新的なデザインを採用した全く新しい高仕様で、マスの最適化が施されたアルミニウムフレームを特徴としており、これは新型 Rocket 3全体における重量削減に貢献しており、最も近い競合他車よりも25%以上も高い素晴らしいトルクウェイトレシオをもたらす。
さらに、新型Rocket 3には、ピギーバックリザーバーを備えた Showa製フルアジャスタブルモノショックリアサスペンションユニット(リバウンド、コンプレッション、プリロード調整可能)、Showa製47mm径アジャスタブルフロントフォーク(リバウンド、コンプレッション調整可能)が装備されており、優れた乗り心地と卓越したツーリング能力、ハンドリングを実現する。
ハイスペックの技術革新を引き継ぐのは、新型Rocket3の両モデルに搭載される、最高仕様のBrembo製Stylema®キャリパーだ。軽量でコンパクトな高性能キャリパーで、他の道路用キャリパーよりもピストンとブレーキパッド周辺の容積が小さいため、ブレーキ液が占める内部スペースが減り、より即効性の高いブレーキレスポンスが得られる。さらに、この新デザインにより、ブレーキパッド周りのエアフローが増加し、キャリパーの冷却が速くなるため、性能が向上する。

■諸元

NEW ROCKET 3R ※2019年12月発売予定
<>は、NEW ROCKET3GT ※日本導入時期未定。

エンジンタイプ:インライン3気筒、水冷、DOHC
排気量:2,458cc
ボア/ストローク:110.2mmx85.9mm
最高出力:167PS/165bhp(123kW)@6,000rpm
最大トルク:221Nm@4,000rpm
燃料供給方式:ライドバイワイヤ式燃料噴射
エキゾーストシステム:ステンレス製3-INTO-1ヘッダーシステム(3本出しサイレンサー)/キャタライザー
駆動方式:シャフト、ベベルボックス
クラッチ:油圧式、スリップアシスト
トランスミッション:6速
フレーム:フルアルミニウムフレーム
インストルメントディスプレイ:TFT多機能インストルメントパック(デジタルスピードメーター、トリップコンピュ
ーター、デジタルタコメーター、ギアポジションインジケーター、燃料計、メンテナンスインジケーター、外気温度計、時計、ライディングモード(レイン/ロード/スポーツ/ライダー設定)-アクセサリーのBluetooth接続モジュールを搭載することでTriumph TFTコネクティビティシステムを追加可能)。
スイングアーム:アルミキャスト製片持ち式
フロントホイール:17x3.5インチ、アルミキャスト
リアホイール:16x3.6インチ、アルミキャスト
フロントタイヤ:150/80 R17V
リアタイヤ:240/50 R16V
フロントサスペンション:Showa製47mm径カートリッジ式倒立 1+1 フロントフォーク(コンプレッションおよびリバウント調整可能、トラベル量:120mm)
リアサスペンション:Showa製フルアジャスタブルピギーバックリザーバーRSU(油圧式リモートプリロードアジャスター、リアホイールトラベル量:107mm)
フロントブレーキ:320mm径ダブルディスク、
Brembo製M4.30Stylema®4ピストンラジアルモノ
ブロックキャリパー、コーナリングABS
リアブレーキ:300mm径シングルディスク、Brembo製 M4.32 4 ピストンモノブロックキャリパー、コーナリング ABS
シート高:773mm <750mm>
キャスター角:27.9°
トレール幅:134.9mm
乾燥重量:未発表 
燃料タンク容量:18L
燃料消費量:未発表
CO2 排出量:未発表

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ