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ルノー・トゥインゴのメカニズムを徹底解説!「RRという革新的パッケージングの真相」

  • 2019/08/29
  • ニューモデル速報
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高張力綱を最適配置

前後のバンパービームやBピラー、リヤサイドメンバーの一部やリヤクロスメンバーなど、主要な部分に1200MPa級の高張力鋼板を採用。中でもBピラーには鋼板を圧延する際に板厚を変える「テーラード・ロールド・ブランク工法」が採用されているようで、強度と剛性の確保および軽量化が両立されている。

アンダーカバーを採用

下回りはほぼ全面をアンダーカバーで覆い、車体下側の空気流れを整えることで空力効果を向上。また欧州車では常識となりつつあるフロントタイヤ前のスパッツもしっかりと備えられている。

フロントサスペンション

スタンダードなマクファーソン・ストラット式を採用。コストを抑えることができるのはもちろんだが、新型トゥインゴにとってはオーバーステアを強めないという意味でも最適な形式である。ロワアームなど各パーツも至ってシンプル。

リヤサスペンション

U字型のアクスルビーム後端を、左右のラジアスアームで支持するドディオン式を採用。アクスルビームがトーションバーのような役割を果たし、後輪の接地性を確保する。リヤブレーキはドラム式を採用(写真はケースを外している状態で撮影)。

H4B型直列3気筒DOHCターボエンジン

「TCe」というシリーズ名称を用いてモジュラー設計の低エミッションエンジンをラインナップしているルノー。新型トゥインゴに搭載される3気筒エンジンは「TCe90」で、日本市場でもすでにルーテシアの「ZEN0.9L」に投入されている。日本市場でメインとなるターボ過給のH4B型は排気量897㏄。998㏄自然吸気よりも排気量は少ないが、最高出力と最大トルクはともに上回る。1.2ℓ直列4気筒の「TCe120」が直噴であるのに対して、こちらはポート噴射を採用。

型式:H4B
エンジンタイプ:直列3気筒DOHCターボ
排気量:897㏄
ボア×ストローク:72.2×73.1㎜
燃料供給装置:マルチポイントインジェクション
最高出力:66kW(90㎰)/5500rpm
最大トルク:135Nm/2500rpm
燃料タンク:容量35ℓ

ターボチャージャー

H4B型には低慣性なシングルスクロール式ターボを搭載。2500rpmという低回転から最大トルクを発揮する。

チェーン駆動でメンテフリー

バルブ駆動にはベルトではなくチェーンを採用。信頼性が高まり、定期的な交換の手間も省ける。

吸気側バルブタイミング可変機構

吸気側には油圧式のバルブタイミング可変システムを備え、出力特性と燃費の向上を両立させる。

6速EDC

トランスミッションにはデュアルクラッチ式のEDC(エフィシエント・デュアルクラッチ)を採用。MTのダイレクト感とATのイージーさを両立しており、シングルクラッチやCVTが採用されることの多いライバル勢と対抗する。

自然吸気エンジンも台数限定で導入

1.0ℓ自然吸気エンジンのH4D型と5速MTを組み合わせた「5S」も限定50台で導入された。自然吸気らしい回転数に応じて高まるパワーとトルクが持ち味。

型式:H4D
エンジンタイプ:直列3気筒DOHC
排気量:998㏄
ボア×ストローク:72.2×81.3㎜
燃料供給装置:マルチポイントインジェクション
最高出力:52kW(71㎰)/6000rpm
最大トルク:91Nm/2850rpm
燃料タンク:容量35ℓ

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