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モデル末期のホンダ・フィットRSは買いか?L15B&6速MTは「ホンダミュージック」が堪能できる望外に官能的なパワーユニット モデル末期のホンダ・フィットRSは“買い”か“待ち”か?…三代目後期にしてようやく辿り着いた完成形。新型での継続設定は期待薄、今すぐ“買い”だ!

  • 2019/08/27
  • 遠藤正賢
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ホンダ・フィットRSホンダセンシング

【*2019年9月5日、本文末尾にタイプ別販売比率のデータを追加しました。】

どれほど技術が進化しても、法規や市場環境の変化など様々な要因が影響するため、最新のモデルが最良とは限らないのが、クルマの面白い所。さりとてモデル末期のクルマは、熟成が進んでいるとはいえ、その後現れる新型車で劇的に進化する可能性を考慮すると、実際に購入するのはなかなか勇気がいる。

そこで、近々の販売終了またはフルモデルチェンジが確実視されている、モデル末期の車種をピックアップ。その車種がいま“買い”か“待ち”かを検証する。

3台目も同じく、新型ではプラットフォーム一新が確実視されているホンダのコンパクトカー「フィット」。そのスポーティグレード「RSホンダセンシング」6速MT車に、都内の首都高速道路~東名高速道路から箱根のワインディングに入り小田原厚木道路経由で都内に戻る、約300kmのルートを走行した。

REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu) PHOTO●遠藤正賢、本田技研工業

初代ホンダ・フィットのエクステリア

 実車を見ずとも内外装の写真を見ただけで「これはイイ! 間違いなく売れる!」と直感するクルマは、ごく稀に存在する。その1台が、2001年6月に発売された初代フィットだ。

初代ホンダ・フィットのインテリア

 老若男女問わず好まれそうな、丸基調のポップかつ合理的なワンモーションフォルムとインパネデザイン。新開発1.3LエンジンとCVTがもたらす10・15モード燃費23.0km/Lの低燃費。そしてセンタータンクレイアウトがもたらす、小型車離れした室内空間とユーティリティ。

 実際に初代フィットは、当時として過去最速のペースとなる約6ヵ月という短さで、累計販売台数10万台を突破。2007年12月には同じく100万台を突破する大ヒット作に成長している。

二代目ホンダ・フィットRS(前期型)
三代目ホンダ・フィットRS(前期型)

 しかしながらフィットもトヨタ・ヴィッツと同様に、2007年10月発売の二代目、2013年9月発売の現行三代目とも、ホンダとしては保守的な、良く言えばスポーティ、悪く言えば要素が多く煩雑なデザインとなっていった。

フィットのセンタータンクレイアウト。燃料タンクは二代目よりも薄型化され、フロントシートのヒップポイントは10mm下がっている

 それでもセンタータンクレイアウトがもたらす圧倒的なメリットは、今もってなお譲ることなく、クラストップレベルを堅持している。

現行フィットRSの荷室。奥行きは後席使用時70cm、後席格納時150cm、助手席後傾時240cm(いずれも筆者実測)

 筆者は初代フィットを2回、初期型の1.3L車と中期型の1.5L車を所有しており、当時家族1人の引っ越しをそれ1台で済ませた経験もあるため、その並外れた室内空間の広さとユーティリティの高さは熟知していると自負している。

現行フィットRSの後席通常使用時。クッションの厚みも充分満足できるレベル
背もたれ肩口のノブを引けばワンタッチで格納できるが若干の段差・傾斜あり

座面を跳ね上げて脚を下ろし固定すれば120cm程度の背の高い荷物も積載可能
 そんな筆者(身長176cm・座高90cm)でさえ、現行モデルの後席に座ると頭上には10cmほど、膝回りには20cm以上の余裕があり、かつ「ULTR(ウルトラ)シート」と呼ばれる後席のアレンジは初代よりも容易になっているのを目の当たりにすると、改めて驚きを禁じ得ない。これをもってフィットを選ぶユーザーがいても、何ら不思議ではないだろう。

 一方で、初代所有時に不満を抱き、2回にわたり早々に手放す最大の理由となったのが、走りである。ピュアスポーツモデルではないことを差し引いてもなお、エンジンはホンダ車らしい官能性とはほど遠いレスポンスとサウンド。ハンドリングに軽快感はあるもののリヤサスペンションの路面追従性は悪く、常に車体の上下動と強い突き上げに苛まれていた。

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