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加速は? 距離は? 電動バイクって実際どうなの? ホンダ PCXエレクトリック試乗

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⚫️ディテール解説

フロントマスクのブルーラインはハイブリットやエレクトリックを象徴する。ポジションランプもヘッドライトも全てLED式が採用されている。
φ220mmのシングルディスクブレーキは2ポットピンスライド式油圧キャリパーを採用。ABSは前輪のみに作動する。
マフラーの無いスッキリしたリアまわり。サスペンションはツインショックタイプのスイングアーム式。センタースタンドも標準装備されている。
スイングアームの左側に組み込まれたモーターは専用新開発されたIPM(Interior Permanent magnet・磁石埋め込み型)を採用。4.2kW(5.7ps)/5500rpmの最高出力を発揮する。
ステアリングヘッド部の円盤状ハンドルクランプにはスチール製パイプのアップハンドルバーが装着されている。
使用頻度を優先したデザインか、下段にはウインカースイッチを配置。中段のグレースイッチがホーンボタン。その上右側がハザード、左上がディマースイッチだ。
ハンドル右側スイッチは赤いキルスイッチ(モーターへの電源を遮断する)のみ。
前方がスリムにデザインされたダブルシート。ダブルステッチが施され、中々上質な仕上がりを誇っている。
シート下は二つの脱着式モバイルパワーパックが収納されている。収納は後方にある僅かなスペースのみ。前方ヒンジ脇にヘルメットホルダーがある。
ブルーラインのイルミネーションが印象的な専用デジタルメーターは反転液晶表示式。見やすい大文字表示の速度計を始め、バッテリー残量やシート開閉ワーニング、充電インジケーター等、多彩に表示される。
基本的にシンプルな速度計だが、多彩なインフォメーション機能を併せ持っている。
フロント左側インナーボックスの蓋は下側ヒンジ式、ワンプッシュで開閉できる。中の上方左側には12V1A、つまり12W出力のアクセサリー電源ソケットも標準装備されている。
インナーボックスはご覧の通り500mlのペットボトルが収納でき、出し入れもしやすい。
ロックレバーを解除すればご覧の様に上方に引き出せる。重量が約10kgあり、取り扱いは決して軽くない。
バッテリー後方にあるスペースは小物等を収納できる小さなラゲッジボックスがある。
左右ステップフロアに挟まれた中央部分の蓋を開けると、充電用の電源コードが収納されている。コードを引き出して、家庭電源(交流100V)につなげればOK。空の状態から6時間でフル充電が完了する。
クリアレンズを採用したテールライトまわり。ストップもテールもライトはLED式が採用されている。

◼️主要諸元◼️

車名・型式:ホンダ・ZAD-EF01
全長(mm):1,960
全幅(mm):740
全高(mm):1,095
軸距(mm):1,380
最低地上高(mm)★:132
シート高(mm)★:760
車両重量(kg):144
乗車定員(人):2
最小回転半径(m):2.1
原動機型式:EF01M
原動機種類:交流同期電動機
定格出力(kW):0.98
最高出力:(kW[PS]/rpm)4.2[5.7]/5,500
最大トルク:(N・m[kgf・m]/rpm)18[1.8]/500
メインバッテリー種類:リチウムイオン電池
メインバッテリー電圧/容量:50.4V/20.8Ah×2個
バッテリー充電電源:AC100V(単相)
一充電走行距離*(km):
国土交通省届出値…41(60km/h定地走行テスト値)〈1名乗車時〉
タイヤ:前…100/80-14M/C48P、後…120/70-14M/C55P
ブレーキ形式前油圧式ディスク
後機械式リーディング・トレーリング
懸架方式:前…テレスコピック式、後…ユニットスイング式
フレーム形式:ダブルクレードル

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