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人とモビリティの関係をエンターテイメント性たっぷりに表現。体験型コンテンツを豊富に用意したトヨタ 未来の住人になろう!をスローガンとしたトヨタブース【東京モーターショー2019】

  • 2019/10/23
  • ニューモデル速報
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青海展示棟のトヨタブースでは、カンファレンス開始1時間ほど前から海外勢を含む多くのメディアが集まり始め、立錐の余地もないほどの状況に。前回2017年の東京モーターショーではプレゼンテーションを行なわなかった豊田章男社長が今回は登壇するとあって、多くの注目を集めたかっこうだ。

 まず登場したのは、デフォルメされたキャラクターのVtuberモリゾウこと豊田章男氏。「今回お話しするのはクルマの話ではなく、人の話です」という意表をついたスタートとなった。今回のトヨタブースは、人を中心とした未来のモビリティパークとして作ったと言う。

 その後、実際の豊田章男氏がステージに立ち、まず来年の東京オリンピック/パラリンピックでの運用も発表されている「e-Palette」を紹介。MasS専用次世代電気自動車であり、自動運転はもちろん、コネクテッド化も推進させるモデルだ。ゆくゆくは移動オフィスやホテルの役目も担うことを視野に入れている。

 続けて豊田章男氏は、「今回のトヨタブースには、来年発売されるクルマはひとつもありません」と発言。社会と街が繋がり、人に移動やサービスを提供するモビリティばかりを集めている。

「TOYOTA e-Care」は未来の健康診断を体験できるもの。移動中に離れた場所にいる医師と会話ができ、診察を受けながら病院に向かうことができる。自宅や外出先など、必要な場所へ駆けつけてくれる。

「TOYOTA Micro Palette」は大切な人にモノとともに『こころ』を運ぶという小型の配達ロボット。水を持ってお客様の前に登場するという、未来の温かな物流を提案するラストワンマイル モビリティを想定している。

 いっぽうで、未来の「Fun to Drive」をアピールする「TOYOTA e-Racer」を発表。専用のデジタルグラスを装着してドライバーが好みの走行シーンを現実世界に重ね合わせられるほか、自身の体型に合ったシートアクセサリーをカスタマイズできるソリューションも用意。これはブース内で、自分の顔写真をバーチャルのレーシングスーツに組みあわせ、記念写真をダウンロードできるサービスを行なっている。

大迫力の「TOYOTA e-Racer」リヤビュー。

 ブース入り口には来場者の顔写真を短い時間で撮影/プリントアウトしたレジデンスカードを発行。人とじゃんけんを行なうヒューマノイドロボットや、未来人をイメージしたコスチュームのブース案内人が出迎えてくれる。

 ブース内でのさまざまな未来体験を行なうと与えられるポイントに応じて、「トヨタコンビニ」と名付けられた場所に用意されたオリジナルグッズがもらえるのも注目のサービス。これまでにはない、ある意味レアなグッズを集めた、ということなので、体験してポイントを集めよう。

 また、新型ヤリスや、燃料電池車の次期型MIRAI Conceptなどは、メガウェブ内にて東京モーターショーの期間中に開催されるFUTURE EXPOに展示してある。こちらにもぜひ、足を伸ばしていただきたい。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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