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マツダ3のMazda SKYACTIV-Xエンジンの日本仕様のスペックを読み解く:燃費は? パワーは? BMEPは?

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ロードスターRFが搭載するSKYACTIV-G2.5[RS] エンジン型式はPE-VPR[RS]型となる。SKYACTIV-G2.0の高回転・高出力版だ

 マツダのガソリン2.0ℓエンジンにはマツダ3が搭載する
SKYACTIV-G2.0(156ps/6000rpm 199Nm/4000rpm)
SKYACTIV-X(180ps/6000rpm 224Nm/3000rpm)
 のほかにロードスターRFが搭載するPE-VPR[RS]型
SKYACTIV-G2.0(184ps/7000rpm /205Nm/4000rpm)
 というエンジンがある。

 ロードスターRFが搭載するPE-VPR[RS]型は、SPCCIではなく、スーパーチャージャー(高応答エアサプライ)もなく、SKYACTIV-X以上の最高出力を発揮する。圧縮比13.0のままでフリクションを減らし高回転まで回すことによって184psの最高出力を得ているのだ。

SKYACTIVの2.0ℓガソリンエンジンで最もパワフルなのは、ロードスターRFが搭載するPE-VPR[RS]型だ

エンジン性能をBMEPで比べてみる

 BMEPとは「正味平均有効圧」=Break Mean Effective Pressureのことだ。
最大トルク÷排気量×4π×10で単位は「bar」である。

 BMEPとは、エンジンの排気量によらずに、トルク特性を横並びに評価するために用いられる理論的な数値だ。排気量あたりのトルクに比例する。ガソリンNAは10-13bar程度、ガソリンターボは18-24bar程度、ディーゼルターボでは、18から30barを超えるものまである。

 という知識を前提にBMEPを比べてみよう。

自然吸気ガソリン
SKYACTIV-G1.5:12.26bar
SKYACTIV-G2.0:12.52bar
SKYACTIV-G2.0[RS]:12.90
SKYACTIV-G2.5:12.73

SKYACTIV-X:14.10

過給ガソリン
SKYACTIV-G2.5T:21.21

過給ディーゼル
SKYACTIV-D1.8:19.32
SKYACTIV-D2.2:25.84

 となっている。

 他社のエンジンと比べてみよう
トヨタM20-FKS(2.0ℓ直4自然吸気・RAV4搭載):13.10
日産MR20DD(2.0ℓ直4自然吸気・セレナ搭載):12.59
スバルFB20(2.0ℓ水平対向4自然吸気・インプレッサ搭載):12.35
 となる。

 欧州のダウンサイジング過給エンジンはどうだろう?
メルセデス・ベンツM282(1.3ℓ直4ターボ・Aクラス搭載):18.88
BMW B38(1.5ℓ直3ターボ・1シリーズ搭載):18.44
VW EA211evo(1.5ℓ直4ターボ・ゴルフ搭載):16.78
 となる。

 やはり過給エンジンのBMEPは高い。注目はVWの次期ゴルフの主要エンジンになるだろうEA211evoとの比較だ。SKYACTIV-Xがターボ過給なしで14.10というBMEPを得ているのは、特筆に値する。

 ターボ過給すれば大トルクが得られBMEPも大きくなるが、燃費性能は悪化する。そしてターボ過給エンジンはコスト的に高コストにならざると得ない。

 マツダは欧州のダウンサイジング過給エンジンをライバルにしているはずだ。燃費、出力、コスト、そしてフィーリングを高次元でバランスさせるのがSKYACTIV-Xエンジンだとマツダは考えているのだろう。

 次は燃費性能を考えてみる。

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