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「SYM」が日本再上陸! 日本総輸入代理店はサイン・ハウス 台湾のバイクメーカー「SYM」が2年ぶりに日本復活! リーズナブル系スクーターOrbit Ⅲ( オービット スリー)を新発売

  • 2019/12/08
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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EURO-4 をクリアし、ヨーロッパでも人気のモデル「Orbit Ⅲ( オービット スリー)」。50cc版と125版あり。写真は2020年1月発売予定の新色(ツートンカラー)。

電装系パーツの販売等でもおなじみの「サイン・ハウス」が、台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」の各種モデルの取り扱いを開始。排ガス規制の『ユーロ4』をクリアし、ヨーロッパでも人気のスクーター「Orbit Ⅲ( オービット スリー)50/125」 が、2019年12月より販売された。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

Orbit Ⅲ( オービット スリー)50/125……50cc:16万5000円(税込)/125cc:22万5500円(税込)

前後12インチホイール、226mmフロントディスクブレーキ、シート下にはUSB充電機能も装備

 2007 年より、日本での輸入販売が開始された、台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」のモデル。リーズナブルな価格で、発売当初から国内でも話題となったが、2017年に日本での輸入販売を終了した。

 約2年後の2019年5月、「サイン・ハウス」が日本総輸入代理店として、過去に販売されたモデルへの部品供給&アフターサービスの提供を中心に、前インポーター(サンヤン・ジャパン)より引き継ぎ、2019年12月からは、車両の取り扱いもスタートさせた。

 国内販売復活の第一弾となるモデルは、厳しい排ガス規制のEURO-4 をクリアし、ヨーロッパでも人気のモデル「Orbit Ⅲ( オービット スリー)50/125」。原付免許や普通自動車免許で気軽に乗車できる50ccモデル、便利な原付二種の125ccモデルの2種類あり。カラーは下記の5種類。

メインキーの動作のみで、給油口とラゲッジ スペースを開放することが可能。給油口は高い位置にあるため、給油しやすくなっている。
フルフェイスヘルメットが収納可能なラゲッジスペース内にはUSB充電機能も装備。走行中にスマホなどの充電も行える。

Orbit Ⅲ( オービット スリー)50/125 主要スペック

エンジン:空冷4ストロ ーク2バルブ単気筒
排気量:49.5cc / 124.6cc
燃料システム:ECS / EFI
変速機形式:CVT
フロントサスペンション:テレスコピックフォーク
リアサスペンション:ユニットスイング式
フロントブレーキ:ディスク 226mm / ディスク 226mm+CBS
リアブレーキ:ドラム 110mm /ドラム 130mm+CBS
フロントタイヤ:110/70-12
リアタイヤ:120/70-12
全長×全幅×全高/1915mm×680mm×1125mm
ホイールベース:1290mm
車両重量:110kg / 120kg
燃料タンク容量:5.7L

台湾のバイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」とは?

 SYM(エス・ワイ・エム ) は、台湾・三陽工業(SANYANG MOTOR)が製造・販売する二輪車のブランド。三陽工業は1954 年に創業。台湾国内では、KYMCO、ヤマハに次ぐシェアを保有。世界各地での登録台数は90ヵ国以上、1300万台を超えるグローバルメーカーに成長した。

 台湾は、今では世界でもトップクラスの技術力を誇る工業国として、その先進性が知られているが、その台湾の中でももっとも古くからエンジン・輸送機器製造業として創業したのが三陽工業。

 60年を超えるその歴史の中で、古くはホンダとの協業、OEM生産を請け負い、現在でも韓国「現代工業」の生産の受託を行うなど、4輪の生産拠点としても高い技術力が評価されている。

 二輪の生産については、台湾本土はもちろん、中国に3箇所、またベトナムにも現地工場を設立し、その能力を拡大。2017年の社長交代後 は、SYM(エ ス・ワ イ・エ ム) のブランドイメージ を、「Support Your Moment」へと刷新し、ユーザーの求める商品を提供するメーカーとして、世界各地で高く評価されるメーカーへと成長を遂げた。

 現在、ヨーロッパで販売されているモデルは、全て現地の厳しい規格である「EURO-4」をクリア。日本での販売モデルは、EURO-4に対応したモデルのみ販売を行う。

問い合わせ:サイン・ハウス(車両事業部)
https://sygnhouse.jp/

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