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SKYACTIV-XのMAZDA3にレギュラーガソリンを入れてみた! ハイオク“推奨”のマルチオクタン対応エンジンの走りは変わるか?

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マツダ MAZDA3のSKYACTIV-Xは、なぜハイオク仕様? なぜ圧縮比16.3ではなく15.0なのか? エンジニアに訊いた

マツダ3が搭載するSKYACTIV-Xエンジンは、最高出力180ps、最大トルク224Nmで欧州仕様と同じスペックだ。だが、欧州仕様は圧...

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上の記事で、マツダのエンジニアはこういっている。

「いや、本当にレギュラーでいく心意気だったのです」と髙松氏は頭を掻く。「夏にヨーロッパで現地のジャーナリストに乗っていただいたときに、『ハイオク仕様のほうがいい』というフィードバックをもらいました。当時、レギュラーで充分にできていないこともあって、葛藤があったのです。高回転や高負荷を使わない普通の乗り方であればレギュラーで充分です。でも、『走りたい』となったときに、レギュラーではなかなか応えることができない部分がありまして、ハイオク推奨という形で追加開発することに決めました」

開発段階の資料グラフにある曲線通りのフィーリングだ。走り始めの1000-2000rpmのトルクがレギュラー(RON91)のほうが痩せている。乗り比べた印象と一致する

 エンジニアは「あえてレギュラーに合わせて圧縮比15.0で適合した」と言っていた。

 編集部数人が、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンで乗り比べたが、全員がすぐに違いに気づいた。ハイオクガソリンのときに感じた特別感はレギュラーガソリンにすると非常に薄〜くなってしまう。
 たとえ、レギュラーを入れても問題なくエンジンは回るとしても、たとえ燃費もそんなに落ちないとしても、せっかく革新的燃焼方法のSKYACTIV-Xエンジン搭載モデルを(通常のSKYACTIV-Gよりだいぶ高価)大枚払って買ったオーナーが、レギュラーを入れた時のフィーリングを受け入れるか? もちろん、燃料代は下がるとしても、だ。

 販売政策上、「国内仕様でレギュラー非対応、ハイオク指定はあり得ない」ということなのかもしれないが、レギュラーガソリンを入れてドライブした我々モーターファン・イラストレーテッド編集部としては、「Xの良さが体感できないならレギュラーは入れない。ハイオク指定で圧縮比16.3(かそれ以上。欧州のRON95に対して国内はRON100でいけるのだから)のエンジンにしてほしかった」と思ったのだった。

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SKYACTIV-X エンジン形式:2.0ℓ直列4気筒DOHCスーパーチャージャー+Mild Hybrid エンジン型式:HF-VPH型 排気量:1997cc ボア×ストローク:83.5mm×91.2mm 圧縮比:15.0 最高出力:180ps(132kW)/6000rpm 最大トルク:224Nm/3000rpm 燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI) 使用燃料:プレミアム(推奨・レギュラーにも対応)

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