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販売実績は好調なれど! ヤマハ・セローにラストモデル登場という悲しい現実。

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⚫️ディテール解説

軽量コンパクトなφ100mmレンズ丸型ハロゲンヘッドライトは12V60/55W。何かあった時に役立つハンドルスタンディング(持ち手)は、ロープで牽引するケースも考慮されたデザインだ。
前輪はチューブタイプの21インチ軽量アルミリム&スポークホイールを採用。フロントフォークは225mmものホイールトラベルを発揮する。リーディングアクスル後方にマウントされた油圧キャリパーは、異径2ポットのピンスライド式。リジッドマウントのシングルローターはφ245mmサイズだ。
2018年に排ガス規制への対応を機に熟成された空冷SOHC2バルブエンジン。ダウンチューブの左側にキャニスターが装備された。
右側に取り回されたエキゾーストパイプは一旦フレームの中を通り、右側アップマフラーに導き出される。
ボトムにリンク機構をマッチしたモノクロスサスペンションを装備。ショックユニットはコンパクトで前方レイアウト、マスの集中化に貢献。
軽量アルミリムを採用したスポークホイール。リヤは18インチサイズでチューブレスタイヤをマッチ。角形の長いスイングアームが印象的。
比較的フラットに広がりがあるハンドルバー。写真はツーリングセローで、アドベンチャースクリーンやハンドルガードが装備されている。
赤いホーンボタンは咄嗟の時に押しやすいベストポジションにある。グレーはディマースイッチ。左上の黒いスイッチはハザードランプ用だ。
右はシンプルに赤とグレーの二つだけ。赤はエンジンキルスイッチ。グレーは始動用のスタータースイッチだ。
シンプルなメーター回り。左側に各種パイロットランプ、右側にモノクロ液晶メーターをレイアウト。時計はあるが、タコメーターは無い。
ロングシートから面一で後方へ伸びるシャープなテールカウルデザイン。
細身なロングシートを採用。柔軟なライディングスタイルに対応でき、足つき性も良い。
リヤにはクリアレンズの中が赤く光るLED式テールランプが採用されている。

◼️主要諸元◼️

認定型式/原動機打刻型式:2BK-DG31J/G3J9E
全長/全幅/全高:2,100mm/805mm/1,160mm
シート高:830mm
軸間距離 :1,360mm
最低地上高:285mm
車両重量:133kg
燃料消費率*1:
 国土交通省届出値、定地燃費値(*2) 48.4km/L 2名乗車時
 WMTCモード値 (*3) 38.7km/L(クラス2, サブクラス2-1) 1名乗車時
原動機種類:空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:249cm3
内径×行程:74.0mm×58.0mm
圧縮比:9.7:1
最高出力 :14kW(20PS)/7,500r/min
最大トルク:20N・m(2.1kgf・m)/8,000r/min
始動方式 :セルフ式
潤滑方式 :ウェットサンプ
エンジンオイル容量:1.40L
燃料タンク容量:9.3L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式:12V, 6.0Ah(10HR)/YTZ7S
1次減速比/2次減速比:3.083/3.200
クラッチ形式:湿式, 多板
変速装置/変速方式:常時噛合式5速/リターン式
変速比:
 1速:2.846 
 2速:1.812 
 3速:1.318 
 4速:1.035
 5速:0.821
フレーム形式:セミダブルクレードル
キャスター/トレール:26°40′/105mm
タイヤサイズ(前/後):
 2.75-21 45P(チューブタイプ)/
 120/80-18M/C 62P(チューブレス)
制動装置形式(前/後):
 油圧式シングルディスクブレーキ/
 油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後):テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ:ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1
乗車定員 :2名

◼️ちょっと気になるキャンペーンのお知らせ

 SEROW250 FINAL EDITIONの発売に合わせて「Take a break」キャンペーンが実施される。
キャンペーン期間中に同協賛店で新車購入(成約)すると写真のロゴ入りオリジナルウッドマグがプレゼントされる。期間は2019年12月5日(木)〜2020年6月30日(火)。

「Take a break」キャンペーン

◼️ライタープロフィール

THE HEART of WILDERNESS
人と共に、道と共に、自然と共に
元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファン バイクスのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。

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