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ダイハツ TAFT(タフト)コンセプト徹底解説! いま最も注目すべき軽クロスオーバーをとことん見せます!〈軽自動車SUV速報&詳報〉 PR

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インテリアにも貫かれるタフ&スポーティ……そして使い勝手も抜群!

 そんなタフトの個性はインテリアにも貫かれていた。まず象徴的なのは、フロントシートが軽ハイトワゴンでは一般的なベンチタイプ(左右一体となった形状)ではなく、左右が独立したセパレート式になっていること。これは珍しい。

 そのうえでインパネ中央部の下も一般的な軽自動車とは大きく異なる考え方だ。ハイトワゴンは左右ウォークスルー性を考えてインパネ中央下部の空間を広くするのが常識だが、タフトは逆に大きく張り出して存在感のあるセンターコンソールを設置している。これによって、一般的な軽自動車とは異なる左右席のセパレート感や包まれ感がもたらす運転のしやすさと、センターコンソールの大型トレーに小物を置ける利便性を手に入れている。見るからにアクティブに遠出したくなるコクピットなのだ。

 さらに、そのセンターコンソールには電動パーキングブレーキのスイッチが組み込まれているのも見逃せないポイントである。

インパネの意匠もエクステリア同様に直線基調。助手席の前にはグローブボックスとは独立した大型トレーもあり、実用性も高い。エアコン吹き出し口の周囲やメーターパネルにオレンジのアクセントを加えて、アウトドアギアのような雰囲気を演出している。操作系は、シフトレバーを軽自動車としては一般的なインパネシフトとする一方で、パーキングブレーキは足踏み式ではなく電動式となっている点に注目したい。

 メカニズムに関しては、エンジンは660ccターボ、トランスミッションはCVT、駆動方式は2WDであることだけがアナウンスされている。

 オートサロンで展示されていたのはあくまで「コンセプト」と車名についた試作車だが、インテリアを見ると細かい形状までしっかりと作り込まれていた。

 さらにはフロントウインドウ上部中央には先進安全運転支援システム「スマートアシスト」のカメラが組み込まれて、バンパーにも超音波センサーが組み込まれる形状になっていたりと、見る限りは細部に渡って市販車然とした仕上がりだった。

 つまりはショー用のドレスアップと思えるホイールやタイヤ(市販ブランドのホイールにオールシーズンタイヤを装着していた)を除き、見える部分に関してはこのまま市販車につながると考えてよさそうなのだ。

左側のステアリングスイッチには、オーディオの基本操作に加えてナビ画面に映るカメラの切り替えや「スマートパノラマパーキングアシスト」と呼ぶ駐車時のハンドル操作を支援する機能の起動ボタンも搭載。
右側のステアリングスイッチはクルーズコントロールが中心。前を走るクルマに一定の間隔を空けて速度を自動調整しながら追従走行するACCが組み込まれていることがわかる。「PWR」は加速性能重視のモードのスイッチだ。
ワゴンタイプの軽自動車では異例といえる、大型センターコンソールを採用。大きなトレーを備え、ホールド機能も加えた電動パーキングブレーキのスイッチが設けられる。
運転席と助手席の間には大型のセンターアームレストも装備。可動式で上に跳ね上げることもできる。リッドを開けると、内部は収納スペースになっている。
リヤシートのスペースは足元も頭上もしっかりと広く確保されている。座面が厚くて座り心地が良好なのもちょっとした美点と言える。
フロントシートは軽乗用車では珍しく左右が独立した形状。サイドの張り出しが大きく、サポート性も高そう。デジタル迷彩柄とオレンジステッチがアクティブな印象。
リヤシート格納は背もたれだけを前に倒すタイプで、操作も簡単。50:50の左右独立で倒れるので、乗車人数や荷物の量に合わせてアレンジができる。後席を倒した際のフラットさはタフトの大きな魅力で、見た目もスッキリ。大きな荷物を積む機会が多いなら日常的に倒したままにしておくのもアリだろう。

 ところで、クルマに詳しい人の中には「タフト」という車名を覚えている人もいるかもしれない。実は、1974年から84年にかけてダイハツから販売されていたクルマに使われていた車名なのだから。

 その時のタフトは、小型ボディの本格的な四輪駆動車だった。そのデビューから40年以上を経てもうすぐ甦る新世代のタフトは、アクティブな雰囲気と快適性や実用性をミックスしたSUVクロスオーバーの軽自動車へとチェンジ。市販されたあかつきには、高い人気を得るのは間違いないだろう。

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