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ホンダエイプをZ400FXリミテッド改に。3/4サイズ化でちょうどいいバランス。

  • 2020/02/09
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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4ストミニの「ホンダ Ape(エイプ)」をベースに、カワサキ Z400FXリミテッドエディション(E4)を再現したカスタム。

モンキーやカブと同じく、絶版後もカスタムベースとして人気の高い「ホンダ Ape(エイプ)」。写真は名車「カワサキ Z400FXリミテッドエディション(E4)」を3/4サイズで再現したカスタム。その美しいフォルムに、「もはや“本物”を超えている!」「こっちのほうがカッコいい!」等々、各方面から大反響となった。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
PHOTO●4MINIチャンプ20より(2012年発売)

モト・チャンプ誌の「2009年4MINIカスタムコンテスト」年間ナンバー1に輝いた、知る人ぞ知る“エイプ改”

オーナー:Mr.S ベースマシン:エイプ

フロントカウルは単車用のFRP製ロケット型を切削加工したもの。外装類はラメ入りシルバー&ブラックをベースに、金、赤、橙の5色に塗り分け。

1982年に発売された「E4型」ベースの特別仕様車。カワサキ系の販売店にて、限定500台発売。通称「グランプリ仕様」とも呼ばれた。
 2009年、モト・チャンプ誌が開催した「4MINIカスタムコンテスト」で、圧倒的多数のモンキー改勢を抑え、見事年間ナンバー1に輝いた、伝説のエイプ改。名車「カワサキ Z400FX リミテッドエディション(E4)」をイメージした、珠玉の一台だ。

 このカスタムのこだわりは、ズバリ、“全体のバランス”。

 オーナーとともに製作したのは、“芸術品”とも呼ぶべき数々のエイプカスタムを手掛けてきた、茨城県牛久市にあるプロショップ『トラストライトサクセス』。一切妥協のない、徹底した作り込みは、自動車整備からカスタム製作までトータルに手掛ける、プロフェッショナルならではのもの。プロならではのコネクションをフル活用した結果、製作に協力した仲間も多数。“皆で一緒に作り上げた、喜びの1台”なのだそう。

 フロントカウルは、市販の単車用のFRP製ロケット型を切削加工し、ワンオフの取り付けステーを駆使して、絶妙な位置に固定。シート&シートカウルは、セレクト製をベースに、エイプにあうように加工してダインサイジングしている。

 “セブンスター型”の前後ホイールは、ワンオフの13インチキャストを採用して大径化(ノーマルは12インチ)。Wディスク化されたフロントブレーキ、ノーマルのモノショック型からツインショック型に変更されたリアの足周り、自作のショート型メッキマフラーなど、硬派なZ400FX改風のフォルムを見事に演出。

 ツインのスピード&タコメーターは、カワサキのツインモデル「Z250FT」の純正を流用。低めにセットされたハンドルは、ハリケーン製のセパレートタイプをチョイスしている。

400マルチ(4気筒)ブームの先駆け!「カワサキ Z400FX」

写真はZ400FX リミテッドエディションのベースになったE4型(1981年発売)。

 1977年に4気筒400ccモデル「ホンダ CB400FOUR」が生産終了。1979年、4気筒400ccモデル復活の期待に応えたのが「カワサキ Z400FX」。400マルチ(4気筒)ブームの先駆けとなった、カワサキが誇る名車だ(その後、下記の4気筒モデルのヤマハXJ400、スズキGSX400F、ホンダCBX400Fが次々に登場)。

 エンジンはクラス唯一の空冷4ストロークDOHC 2バルブ4気筒エンジンを搭載。パワフルな43馬力エンジン、全長2100mmの大柄な車体、直線を基調にしたカワサキからではの硬派なデザインなどで大ヒットした。最終モデルは1982年発売の「E4B(当時の発売価格は43万5000円)」。

 現在、中古車市場において「200万円超は当たり前!」の高値で取り引きされる、“超お宝モデル”になったのはご存知の通り。

ヤマハ XJ400D(1981年発売)

 「打倒・Z400FX」を目指し、1980年(昭和55年)に登場した「ヤマハ XJ400」は、新設計の空冷4ストローク4気筒DOHC 2バルブエンジンを搭載。最高出力はZ400FXを凌ぐ45馬力。写真は1981年(昭和56年)に発売された4本出しマフラー装備のXJ400D。

スズキ GSX400FS インパルス( 1982年発売)

 1981年(昭和56年)に登場した「スズキ GSX400F」は、“Z400FXやXJ400よりもワンランク上”を目指し、400cc4気筒モデル初の4バルブエンジンを搭載。最高出力は45馬力。写真は外装変更、01.mmストロークアップして399.8cc化、大口径キャブレター、4-1集合マフラー等を採用して3馬力アップ(48馬力)した、 1982年(昭和57年)発売のGSX400FS インパルス。

ホンダCBX400F(1981年発売)

 満を持して400ccマルチ市場に投入された「CBX400F」は、1981年(昭和56年)から1983年(昭和58年)、また1984年(昭和59年)に再発というかたちでリリースされた、空冷4ストローク4気筒DOHC 4バルブ400ccエンジン搭載のスポーツモデル。ストリートはもちろん、レース用としても絶大な人気を誇った。

 リリース時はクラス最高を誇った48馬力エンジン、バイクでは世界初となるインボードディスクブレーキなど、最新装備を導入して人気を獲得。その後は“スポーツモデル”の座を、レーサーレプリカのCBR系や、V型4気筒エンジン搭載のVFR系に譲った。

 絶版後は時を置いて再ブレイクし、徐々に中古車価格が高騰。現在では、Z400FXと同様、200万円を超える車両も珍しくないほどの超お宝モデルとなった。

エイプ改の各部をチェック

フロントはNSR用ディスクローターを2枚使ってWディスク化。
前後ホイールはセブンスター形の13インチ(ワンオフ)をチョイス。前後タイヤは「GUMONDER レーシングスポーツ(120/60-13)」をチョイス。
ノーマルのモノショック型からツインショック型に変更。スイングアームはGクラフト製アルミ(ノーマル長)で強化。
Z400FX用ガソリンタンクを再現したタンクカバーでドレスアップ。
テールランプは“本物”のZ400FX用をコーディネイト。リアショックマウントの荷掛け用フックなどの小技にも注目。
エンジンはヨシムラ製シリンダーヘッドでチューニング。ジェネレーターカバーはメッキ処理済み。
フロントカウルも「Z400FXリミテッドエディション(E4)」カラーにペイント。

エイプ改 主要スペック

●ベースエンジン:エイプ
●シリンダーヘッド:ヨシムラ
●シリンダー/ピストン:ヨシムラ
●キャブレター:ヨシムラミクニTM-MJNΦ24
●マフラー:トラストライトサクセス(メッキ)
●オイルクーラー:キタコ
●リアショック:デイトナ
●フロントフォーク:キタコ
●スイングアーム:Gクラフト(ノーマル同寸)
●前ブレーキ:NSR用ディスクローター/2Pキャリパー(Wディスク式)
●後ブレーキ:NSR用ディスクローター/ブレンボ2Pキャリパー
●前後ホイール:トラストライトサクセス 13インチキャスト
●前後タイヤ:GUMONDER レーシングスポーツ 120/60-13
●ハンドル:ハリケーン セパレート
●ステップ:OVERレーシング バックステップ
●フューエルタンクカバー:トラストライトサクセス
●シート&シートカウル:セレクト
●フロントフェンダー:ワンオフ
●ウインカー:キジマ
●グリップ:キジマ
●フロントカウル:市販他車用改
●テールランプ:Z400FX純正

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