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1月のマツダの北米販売はCX系(CX-3/CX-30/CX-5/CX-9)のおかげで前年プラス17.8%! MAZDA3は?

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北米で1月に2368台売り上げたCX-30

マツダの北米部門である北米マツダ(Mazda North America Operations)が2020年1月の販売台数データを発表した。これによると、前年同月比プラス17.8%の2万3621台を売り上げた。好調を支えたのは、やはりSUV系の3モデル、そして新型のCX-30である。では、MAZDA3はどうだったか?

北米のマツダはSUVのメーカー

 北米での販売データでは、乗用車系を「CARS」または「VEHICLES」と「TRUCKS」に分けて表記することが多い。マツダで言えば、MAZDA3、MAZDA6、そしてMX-5 Miata(ロードスター)がCARSにあたる。MAZDA2は現在北米では販売されていない。
 対する「TRUCKS」はいわゆるSUVが入る。トヨタなどは、これに「PICKUP」というピックアップトラックという区分けも存在する。
 マツダの場合、TRUCKSに含まれるのは、CX-3、CX-5、CX-9、そして販売がスタートして間もないCX-30である。

 では、1月の販売台数を見てみよう。
CARS
MAZDA3:2496台(マイナス45.7%)
MAZDA6:1755台(プラス8.4%)
MX-5 Miata(ロードスター):396台(プラス14.1%)

いまひとつ波に乗り切れないMAZDA3
 と、新型MAZDA3の販売台数が伸びていないのが足を引っ張っている。価格や装備を見直した2020年モデルの効果がでるのは、もう少し先のようだ。

 これに対して「TRUCKS」は好調だ。

TRUCKS
CX-3:1146台(プラス18.0%)
CX-30:2368台
CX-5:1万2908台(プラス21.2%)
CX-9:2552台(プラス37.2%)

 とすべて前年プラス。完全に新規のモデルであるCX-30の2368台が「純増」になっているのも大きい。

 総合計では2万3621台だった。

 前年比は
CARS:マイナス29.2%
TRUCKS:プラス40.7%
TOTAL:プラス17.8%

 こうしてみても、いまのマツダがSUVの会社であることがよくわかる。


 マツダは2月5日に2019年の第3四半期(2019年4-12月)の連結決算を発表した。
 第3四半期累計期間のグローバル販売台数は、前年同期比マイナス5.4%で110万6000台にとどまった。
昨年比で6万4000台の減少だ。

 市場別にみると、プラスなのは欧州。プラス11.3%の21万9000台。
日本:13万9000台(マイナス7.3%)
北米:30万5000台(マイナス4.7%)
欧州:21万9000台(プラス11.3%)
中国:26万9000台(マイナス10.1%)
その他:26万9000台(マイナス13.0%)

 だった。営業利益は43.3%減の323億円と大幅な減益となった。
 通期(2019年4月ー2020年3月)のグローバル販売台数の予測を前回予測の155万台から150万台へと下方修正している。

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