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47台限定 & 4台限定のルノー・メガーヌR.S.トロフィーRで筑波を攻めてみたけれど、緊張感がハンパなかったというお話【サーキット試乗記】

  • 2020/03/07
  • MotorFan編集部 小泉 建治
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ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでホンダ・シビック タイプRとしのぎを削り、市販FF世界最速タイムの7分40秒1を叩き出したルノー・メガーヌR.S.トロフィーRに、筑波サーキットで試乗する機会を得た。しかも用意されていたのは、世界で限定30台、日本へは4台しか割り当てられない「カーボン・セラミックパック」である。

REPORT●小泉建治(KOIZUMI Kenji)
PHOTO●田村 弥(TAMURA Wataru:走行シーン)/平野 陽(HIRANO Akio:車両詳細)

4コントロールもリヤシートも取り払って130kgもの軽量化!

 ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェにおいて、ルノーとホンダがある意味「大人げない」喧嘩を繰り広げているのはご存知の方も多いだろう。アッチがタイムを更新すれば、しばらくしてコッチも更新。もう、キリがない。

 しかし筆者は、こういう喧嘩は嫌いではない。もちろん、ただのタイム争いであればメーカーの自己満足に終わってしまうが、そうでないことはメガーヌR.S.とシビック タイプRに乗ればわかる。

 2台とも、とびきり上質なスポーツカーなのだ。

カーボンコンポジット製のボンネットには中央部にエアインテークが設けられ、カーボンとファイバーグラスの採用によりノーマル比で8kgの軽量化を実現。フロントのエアブレードには「TROPHY-R」のデカールが貼られる。リヤウインドウはワイパーが省かれ、アンテナはシャークフィン型に改められた。カーボン製のリヤディフューザーはベース車よりもフィンが大型化され、中央からはアクラポヴィッチ製エキゾーストが覗いている。

 ただ速いだけではない。まずエンジンのドライバビリティが絶妙で、レスポンスに優れながらも過敏ではないからドライバーに余計な緊張を強いることもない。そしてタイヤのグリップを感じやすいから、安心して、そして楽しく攻められる。さらにステアリングやシフトレバーのタッチも上品で、乗り心地もすこぶるいい。シートも絶品だ。

 ニュルという過酷な舞台で切磋琢磨を繰り返すことで、メガーヌR.S.とシビック タイプRはとんでもない高みに到達してしまったのであろう。

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 今回、試乗の機会を与えられたのは、メガーヌR.S.のほうである。それも、まさにニュルで世界最速タイムを叩き出した仕様に限りなく近い「トロフィーR」の「カーボン・セラミックパック」である。

 トロフィーRは世界限定500台で、そのうちの30台がカーボン・セラミックパックとなる。日本への割り当ては前者が47台で、後者は4台となる。

トロフィーRにEDC(DCT)は用意されず、6速MTのみの設定となる。ペダル配置は見事というほかなく、ヒール・アンド・トーも容易に決まる。

 ベースとなるメガーヌR.S.トロフィーとの最大の違いは、メガーヌR.S.とGTの虎の子であるはずの4コントロール(4輪操舵システム)を外してしまったこと。そしてさらにリヤシートがなく(!)、2シーター仕様となっていることだ。

 その結果、R.S.トロフィーR カーボン・セラミックパックの車両重量は1320kgと、R.S.トロフィーよりも130kgもの軽量化を実現している(R.S.トロフィーRは1330kg)。約1割もの軽量化だ。

サベルト製のモノコックレーシングシートを装備。サーキット走行でもホールド性は申し分なく、身長174cm、体重76kgの筆者にはジャストフィットだった。リヤシートは取り払われ、その“跡地”にはタイヤ4本が収納できる(専用フック付き)。リヤサイドウインドウは開閉不可能。このストイックさがたまらない。

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