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ホンダ・アコードのメカニズムを徹底解説!パワートレーンもボディもサスペンションも見所満載

  • 2020/05/01
  • ニューモデル速報
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サス性能と荷室の容量を向上

新型はコイルスプリングとダンパーを別軸として、低い位置に配置。コイルスプリングがなくなって径方向に余裕のできたダンパーは、タイヤ側に寄せると同時に、アッパーマウントも小径化してトランク容量を増大させた。

シーンに応じて特性を変更できるダンパー

アダプティブダンパーの減衰力制御モードは、「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」の3種類から選べる。変化するのは減衰力制御だけでなく、パワーユニットやパワーステアリング、アジャイルハンドリングアシスト(後述)やASC(後述)など、計5項目がそれぞれ専用の制御となる。

入力が分離されたフロントサス

従来型は、フロントアクスルより前に構造物が多いのに対し、新型では大幅に少なくなっている。2ヵ所あるブッシュは役割分担を明確化。前側でコーナリングフォースを支持し、後側でコンプライアンス量を確保する。

リヤサスも各部で役割を分担

リヤサスも各アームとブッシュの役割分担を明確化。前後力をトレーリングアームに負担させることでロワアームの負担を減らし、サブフレームの前後スパンを縮小。これによってIPUの搭載スペースが稼ぎ出されている。

優れた応答性とリニアなフィールのデュアルピニオンアシストEPS

回転力を直線方向の動きに変換するピニオンを、ステアリングホイール軸とラック端の2ヵ所に設けることでラックギアの支持剛性を向上。切り始めの軽くスムーズな応答性と操舵量に応じたリニアなフィールを両立した。

操舵量に応じて最適な切れ角を提供

ステアリングの操作量に応じて最適なタイヤ切れ角を提供するVGR(可変ステアリングギアレシオ)を採用。センター付近はスロー、据え切り近くの大舵角時はクイックなレシオとすることで、高速走行時での車線変更など小舵角時は安定し、走りと車庫入れなどの大舵角時は取り回しを容易にする。

リニアに減速度が増加する特性

従来型はファーストバイトが強めで、低速域のコントロールがやりにくかったが、新型は常用域で扱いやすく、踏んだ分だけリニアに減速度が立ち上がるようファインチューニングすることで、全速度域でのコントロール性を向上させた。

常用域でのハンドリング性能を向上する

旋回時にヨー応答と収斂を補助するアジャイルハンドリングアシスト。コーナー進入時にイン側前輪のブレーキを掛けてヨー運動を励起し、アンダーステアを抑制。立ち上がり時には外輪側のブレーキを掛け、直進に戻るのを早める。

最新の先進安全装備を搭載

先進運転支援システムの「Honda SENSING」には、ミリ波レーダーと単眼カメラを使用する2センサー方式を採用する。シビックやN-WGNに採用されているものと同じで、単眼ワイドカメラで対応するFITとは違うシステムだ。
後側方のブラインドスポットインフォメーションも装備。リヤバンパーコーナーに設置されたミリ波レーダーで後方の併走車両を検出すると、ドアミラーのインジケーターを点灯させて注意を喚起。それに気付かずドライバーがそちら方向にウインカーを操作すると、インジケーターの点滅とブザー音で警報を発する。
エアバッグは合計7つを装備する。サイドカーテンエアバッグは面積が広く、後席の頭部までカバー。ドライバーの足元には、ニーエアバッグも装備する。これは脚部の傷害を低減するだけでなく、ドライバーの姿勢崩れを抑えて運転席用エアバッグの性能を最大化する機能も持っている。
歩行者保護機能としては、ポップアップ式のボンネットフードを装備する。フロントバンパーに着けられたGセンサーで、歩行者との衝突を検知し、火薬式のアクチュエーターを作動させてボンネットの後端を持ち上げ、衝撃吸収スペースを拡大する装置で、低いフードによる伸びやかなデザインと、歩行者保護性能をより高い次元で両立させるための装備だ。

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