目指せ「FIAラリークロス」開催!! そして女性も観覧しやすい環境づくり! ジャンプ台命名権や、無料ドリンクOKのタンブラーなどで支援してね!|那須塩原のサーキットのクラウドファンディングです
- 2020/04/24
- スタイルワゴン・ドレナビ編集部 古川教夫
今年3月、栃木県那須塩原市にオープンしたサーキット。現在ネーミングライツによって「GR Garage 宇都宮つくるま工房 つくるまサーキット那須」と命名されているこのサーキット、その運営会社である「サンライズサーキット」がクラウドファンディングをはじめています。販売商品の中にはジャンプ台の命名権も! というのも、実は全日本選手権も開催されるダートトライアルコースというルーツを持つため、舗装路とダートが一体化した全く新しい形のサーキットなのです。つまり海外で大人気のラリークロスが開催できる下地が揃っているということ。若い世代が作り上げる新しいサーキット、その目指す夢を一緒に作り上げるクラウドファンディングが始まっています。
東京からクルマで2時間!
那須塩原に完成したサーキット
サンライズサーキットのクラウドファンディング!
今年の3月にオープンしたばかりのサーキットが栃木県那須塩原市にあるサーキット、その運営会社が「サンライズサーキット」。
このサーキットは、有名なレーシングドライバー達の協力のもと、練られたコースレイアウトは競技などのプロユースから、初心者まで楽しめるポイントを押さえた作りとなっているとのコトが特長。
ドライバーも観客も皆が楽しめるコンテンツとインフラを提供したい!
ダートトライアル専用のサーキットが、グリップ/ドリフトも可能なツインサーキットへ生まれ変わった
また、全日本選手権も開催されるダートトライアルコースというルーツを持つため、舗装路とダートが一体化した全く新しい形のサーキットであることも、もうひとつの特長です。
このため、舗装路で行われるサーキットでのレースやタイムアタック、ドリフト、ジムカーナの他、ダートでのダートトライアルなどの走行が可能です。
さらに、より観客がエキサイティングできる、舗装路とダートの双方を使った「ラリークロス」という新しい競技を開催することもできるコースとなっているのも新しい見どころの一つとなっています。
そんなコースを運営するサンライズサーキットが、クラウドファンディングを募集しています。
参加者に提供されるコンテンツは、お得な走行券、ドローンによる走行動画撮影券、ネーミングライツ(命名権)など。
目指すのは、ギャラリーや女性ドライバーも快適に過ごせるサーキット・インフラ。
そのために、水洗(多目的)トイレ・更衣室の設置、屋根付き観客席の整備、ウェブカメラの設置などを目指しています。
そう、いまはまだコースとなる部分が整備されたところで、観客席などのインフラはこれから仕上げていくという段階なのです。
単純にスピードと音の迫力にワクワクしてほしい
クルマが走る楽しさを味わいにきて!
そのサンライズサーキットが目指すことのひとつが、モータースポーツに興味がない人たちがフラッと観戦できる場所。
その中には、女性や子供達なども含まれます。
実際、クルマ好きのドライバーがその楽しさを伝えたくてサーキットにパートナーや友人、家族を連れてきても、観覧する場所や、トイレをはじめとしたエリアが厳しい状態で、逆に連れてこないほうがよかった。という状況になることも(最近は各サーキットとも頑張っていると思いますが……)。
女性を含めた観覧環境向上にも手を入れていきたい!
そしてクラウドファンディングへ
そこで、サンライズサーキットは考えました。
「たとえば、カフェのようなスペースでくつろぎつつ、時折走りを観てくれる。極端に言えばそのくらいの雰囲気で、誰かを連れてこられる場所があっても良いハズだ」と。
そして、このような意見に賛同してくれる人たちと一緒にサーキットを作り上げたいという気持ちでクラウドファンディングを始めています。
そのインフラとして整えたいポイントは以下のとおり。
1)女性の方も安心な水洗トイレ
2)更衣室の設置(ドライビングパレット那須にあるキッズルームの活用)
3)屋根付きの観客席(集まった金額次第ですが、可能な範囲で増やしたいです)
4)ギャラリー駐車場の整備
5)インターネット配信設備(ウェブカメラやモニタ)
6)コース内信号機
クラウドファンディングの内容も楽しんで作り上げようという姿勢がにじみ出ているもの。
高価ながらジャンプ台のネーミングライツや、無料ドリンクのタンブラーなどもラインアップに並んでいます。
クラウドファンディングによる販売商品一覧がこちら
※画像をクリックすると、一覧に移動します。
※この販売商品一覧は起案時のものです。実際のクラウドファンディングの内容については実サイトにてご確認ください。
実は歴史あるコース
ラリークロス開催も夢のひとつ
え? ジャンプ台? と思ったひとはさすがです。
冒頭にも書きましたが、以前は「丸和オートランド那須」と呼ばれており、関東を代表するダートコースでした。
そしてダートトライアルという、未舗装(土、砂利等)の路面をいかに速く走るかというタイムトライアル競技の全日本戦が開催される場所だったのです。
いまでもダートトライアルを開催できるようダート部分も残されています。
この舗装とダートという路面の双方を1台のレースカーを使って走り、そのスピードを競うラリークロスという競技があります。
主に海外で開催されている競技ですが、そのコースの見せ場にジャンプ台があるのです。
サンライズサーキットもこの海外で大人気のモータースポーツを国内へ本格導入したいという夢があります。
その準備として、ジャンプ台がある……というワケなのです。
すでに動き始めている部分も!
トヨタカローラ栃木がネーミングライツを獲得
すでにサンライズサーキットの方針に賛同し、ネーミングライツを取得している会社もあります。
それが、トヨタカローラ栃木。
ネーミングライツにより、サーキットの名称が「GR Garage 宇都宮つくるま工房 つくるまサーキット那須」となっています。
このように、新しいモータースポーツの場所、その場所を作り上げていく活動が始まっています。
そして、実はこの記事では、サンライズサーキットが考えている未来の姿、そのうちのほんの少ししか紹介していません。
いま、この歴史ある場所で新しいサーキットを作り上げようとしているのは、日本のモータースポーツ黎明期に活躍した人たちの子供や孫の世代。
そんな新しい息吹き、スタッフのチャレンジに興味をもったなら、見てみてください。
目指せ「FIAラリークロス」開催 令和初のサーキット誕生!
クラウドファンディングのサイトへ
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ_古川教夫]
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