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MAZDA3にもの申す!「水ではなくてH2O。いいクルマなんだけれど、後味がなさすぎる」マツダ3 SKYACTIV-X 6速MTで長距離をドライブして感じたこと

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昔のマツダとはイメージが逆転?

 昔のマツダは先味……パッと見た印象はイマイチ(失礼)だったものの、乗ると「おっ、いいよね!!」「良く走るじゃない!!」と感じさせるような中味/後味の良さがマツダファンを獲得してきた理由だと記憶している。そこはマツダの良さでもあり欠点でもあるが、今は先味/中味はいいけれど、後味が……と逆転してしまった気がしている。

 百歩譲ってフォーマルなセダンはこの走りでもいいかもしれないが、情熱的なスタイルのファストバックは見た目と走りにギャップを感じてしまうのだ。マツダ3のデザインは「ハッチバックはハッチバックらしく」、「セダンはセダンらしく」とデザイン的には別のクルマに仕立てたと語っていたが、それなら走りも別仕立てでもよかったと思う。

 マツダ3の開発主査である別府耕太氏にその想いをストレートに伝えると、こう答えてくれた。

「シンヤさんがおっしゃることはよくわかります。確かにアクセラから乗り換えたお客様から『つまらなくなった』と言う声も聞いています。開発時は「心を動かす」ために全力でやってきましたが、今改めて振り返ると第7世代のトップバッターとして『世に出すこと』に一生懸命になりすぎていたのかもしれませんね。でも、これで終わりではありませんのでご期待ください」。

 今回は少々厳しいことを書かせてもらったが、マツダ3に各々の個性を際立たせたファストバックとセダンのエクステリアデザイン、シンプルながらも質の高いインテリア、未来の扉を開けたスカイアクティブX、基本に忠実なスカイアクティブビークルアーキテクチャと強力な武器をすでに持っている。加えて、マツダにはマイナーチェンジや年次改良のタイミングにとらわれず、いいと思えばすぐにアップデートする文化も定着している。

 今後のマツダ3の「深化」に期待したい!!

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MAZDA3 FASTBACK X L Package(AWD)

■ボディサイズ
全長×全幅×全高:4460×1795×1440mm
ホイールベース:2725mm
車両重量:1490kg
乗車定員:5名
最小回転半径:5.3m
燃料タンク容量:48L(無鉛プレミアム)

■エンジン
型式:HF-VPH
形式:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1997cc
ボア×ストローク:83.5×91.2mm
圧縮比:15.0
最高出力:132kW(180ps)/6000rpm
最大トルク:224Nm/3000rpm
燃料供給方式:筒内直接噴射
使用燃料:無鉛プレミアム(RON 100)

■モーター
型式:MK
形式:交流同期電動機
最高出力:4.8kW(6.5ps)/1000rpm
最大トルク:61Nm/100rpm

■駆動系
トランスミッション:6速MT
駆動方式:フロントエンジン+オールホイールドライブ

■シャシー系
サスペンション形式:ⒻマクファーソンストラットⓇトーションビーム
ブレーキ:ⒻベンチレーテッドディスクⓇディスク
タイヤサイズ:215/45R18
ホイールサイズ:7.0J×18

■燃費
WLTCモード:16.8km/L
市街地モード:13.6km/L
郊外モード:16.9km/L
高速道路モード:18.6km/L

■価格
361万6963円

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