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脱“3密”でバイク通勤を検討|都内片道17kmの月額コスト(ガソリン&駐輪代)を検証してみた。

  • 2020/06/02
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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驚愕のコスパに注目!電動バイクの1か月の電気代は、ガソリン代の1/9という安さを実現

写真は「ヤバいよヤバいよ~」の出川哲朗さん出演のバラエティ番組『充電させてもらえませんか?(テレビ東京系列で放送)』で活躍中の電動バイク「ヤマハ・E-Vino(Eビーノ)」。原付免許で運転可能。
 ヤマハは電動バイク「E-Vino(Eビーノ)」を発売中。ホンダは2020年4月、電動バイク「BENLY e:(ベンリィ イー)」と「GYRO e:(ジャイロ イー)」をリリース。ホンダによれば、「法人向けの電動バイクの需要は、かなり増えている」という。ホンダでは、郵便配達用バイクの電動化を目指すなど、現在も「日本郵便」と提携。実用化に向けた開発・実験を継続中だ。

 国内で電動バイクが普及しない大きな理由は、『充電の手間』と『航続距離』の2点。一言でいえば、ガソリン車並みの利便性に欠けるから。上記の「ヤマハ・E-Vino(Eビーノ)」は充電時間が3時間、航続距離は満充電の状態で29km(ともにカタログ値)。もしも『充電の手間』と『航続距離』の2点をクリアできた場合。ガソリンが不要で排ガスを出さない電動バイクは、一気に普及するはず。

 なお、「ヤマハ・E-Vino(Eビーノ)」の場合、バッテリーのフル充電に必要な一回当たりの電気料金は14円(カタログ値)。上記の『1か月のガソリン代:3250円』のバイクと比べてみると、

【ヤマハ・E-Vino(Eビーノ)】
・一回当たりのフル充電の電気料金=14円で29km走行→29km÷14円=1円あたり2.07km走行
・14円で29km走行→1kmを0.48円で走行

【上記の30km/Lのバイク】
・ガソリン価格1L:130円と仮定した場合→130円で30km走行→30km÷130円=1円あたり0.23km走行
・130円で30km走行→1kmを4.33円で走行

 つまり、30km/Lの低燃費ガソリン車よりも、1/9のコストで走行できることになる。これを月で換算した場合、

★ガソリン車のバイクの1か月のガソリン代=3250円
☆ヤマハ・E-Vino(Eビーノ)の1か月の電気代=361円

 となる。バッテリーが高価なためガソリン車よりも車両価格が高いなど、電動バイクに関しては導入に向けてはいくつかハードルもあるが、数値のみで見た場合、やはり電動バイクの“燃料費の安さ”は驚異的ではあるだろう。

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