目次

今回は関東最東端の地、利根川の河口がある「銚子」にスポットを当ててみました。岬めぐりを好む関東圏のライダーなら、多分一度は訪れたことがあると思います。銚子の突端が犬吠埼。今回の住所や座標データはその「犬吠埼灯台」を示しています。海岸線を通る幹線道路は国道126号線。利根川にかかる「銚子大橋」を渡ると茨城県に入ります。
千葉県側は総武本線と並走しつつ東金市方面へ行け、九十九里のシーサイドを走る「九十九里有料道路」でさらに南下すれば茂原市を経て外房のいすみ市、そして勝浦市へ。あるいは「東金九十九里優良道路」を使えば千葉市を経て東京方面へと繋がります。
一方茨城県に入り国道124号線を北上すると、鹿島神宮や鹿島灘海浜公園、そして大洗方面、「アクアワールド(水族館)」へ行くことができます。
一般国道をトコトコと進む感覚は、それなりに時間がかかりますが、それだけに遠くへ来た旅情が駆り立てられることは間違いないでしょう。高速道路で遠くまで一気に遠征するのも良いですが、あえてそれを使わずに街々を通り過ぎながら駒を進めるツーリングコースもまた乙なものだと思います。
実際、犬吠埼灯台へ行くには、高速道路を利用しても最寄りのインターチェンジを出てからゆうに1時間以上はかかるので、遠くまで出掛けて行く旅感覚はひとしお。
犬吠埼灯台では、太平洋の雄大な景色を眺めて一服するのがおすすめ。海鮮ものの食事何処が沢山あり、ランチ時に合わせて到着するのが良いでしょう。銚子漁港周辺にも食事何処は沢山あります。
犬吠埼では開放感あふれる海と空の気色を満喫楽。屏風ヶ浦の気色も一見の価値あり。海側から眺める絶壁も、崖の上から眺める景色も壮観。灯台の北側にある君ヶ浜ではサーフィンを楽しむこともできるし、「君ヶ浜しおさい公園」も隣接。映える写真を撮るロケーションがあちこちにあるのです。
そして長崎鼻方向へ南下すると、銚子電鉄の終点「外川」駅があり、古い街並みが残る素朴な景観にも心が和みます。時間を焦らずのんびりと一泊旅で予定を組むのも良いかもしれません。
東京駅から犬吠埼灯台まで最短を行くなら、首都高7号線から千葉東ジャンクション経由で千葉東金道路方面へ進むのが正解でしょう。距離にしてだいたい120km、渋滞がなければ約2時間で到着可能。とはいえ、途中休憩も挟んで2時間半から3時間を見ておくのが無難でしょう。先を急がずにのんびり、ゆったりトコトコとが大切。下記URLにある観光協会の情報を下調べして、オリジナルの計画を組み立てることをおすすめします。
多様な視点から海のある光景を楽しむことができる。

千葉県銚子市犬吠埼 9576(銚子電鉄「犬吠」駅から車で約3分/約700m)
どこか素朴な光景があちこちに。

銚子市観光協会ホームページ
URL:https://www.choshikanko.com/kankoDB/犬吠埼灯台/